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儲け話の裏側ってどんなの?

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、代表的な儲け話の詐欺手法についてお伝えします。

会社経営をしていると、結構な確率で「みんなで稼げる素晴らしいビジネスがあるよ!」とか、

「年利20%で硬い資産運用ができるよ!!」とか胡散臭い話をする人が寄ってきます。

こういった人たちは、いちいち語るまでもないかもしれませんが、社長を利用して悪質な金儲けをしようとしています。

「そんな話に乗るわけないじゃないか!」と思うかもしれませんが、言葉巧みに社長を誘惑してくる詐欺師に、ぜーったい引っかからないという保証はないと思います。大人数のセミナーに参加してしまった場合などは、場の空気に飲まれて洗脳されてしまう事もあります。

当たり前ですが、普通に考えたらこの超低金利の世の中に、ローリスクで年利10%も20%も儲かる投資などありません。

もしあったとしても、見ず知らずの人間が他人のためにそんな美味しい話を持ってくるわけがありません。

この記事を見ているような冷静な時だからこそ、代表的な投資詐欺の手順を知っておきましょう。

まず、投資詐欺の代表的な手法として「ポンジ・スキーム」という手法があります。

この手法は、最初に投資家からお金を出資してもらって「金の投資・暗号通貨のマイニング・海外の不動産に投資する」などして、10~20%の利回りで運用する。配当金は投資家へ定期的に支払うといってお金を集めます。

特徴的なのは、投資する現金を自分の手元に置いておくのではなく、相手に預けなければならない点です。

これでは現金を持ち逃げしてくれと言っているようなものですし、しかも色々と理由を付けて現金を手渡ししろと言ってくるケースも多いようです。理由は単純明快、口座振り込みでなければお金を渡した証拠が残らないからです。証拠がなければ、詐欺だといっても周りの人は信用してくれません。

そして、お金を預かっても実際に金や不動産の運用などせず、預かったお金の一部を配当金と称して投資家へ送金します。

こうして、あたかも預かったお金を運用して運用益で配当をしているように見せかけるのです。

そうして、一定金額まで投資家からの出資金が貯まってきて、配当金の支払いが多額になってくると、胴元の詐欺グループは預かったお金を持って飛んでしまう(逃げる・姿をくらませる)のです。当然ながら、投資家が出資した金額は戻ってきません、詐欺師にそそのかされて現金で出資金を渡しているので詐欺にあったと主張しても証拠が出せません。

様々な詐欺案件がありますが、多くの詐害的な投資案件でこのスキームが使用されています。

儲け話を聞いたらいったん冷静になって考えましょう。年利10%も20%も暗号通貨等の得体の知れない物に投資して、安定的に儲けられると思いますか?もしそんなに儲かる美味しいビジネスだったら、なぜいきなりあなたの所に話が来たのでしょうか?

こういった話で被害に遭う方は、枚挙にいとまがありません。くれぐれも気を付けてください。

ご閲覧ありがとうございました!

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