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多動力と中途半端の違い

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

今回は、多動力と中途半端の違いについてお伝えします。

この記事をご覧のあなたは、ホリエモンの多動力の本を読まれましたか?

有益な内容だと思いますし、読んでいて非常に面白い本ですよね。

小生も彼の書いている内容には概ね賛成で、私以外のコンサルや経営者の方でも、「1つの仕事だけを極める時代ではありません!」や「100人に1人の肩書を2つかけ合わせれば、10,000人に1人の人材になれます!!」と、多動力の本に近いことを言っている人がたくさんいます。

ところが、特に最近起業を目指す人の中に、この「多動力」の言葉・考え方を勘違いしている人もいるのかなー?と感じています。

多動力・・つまり複数の職業(スキル)を組み合わせるということは、大前提として、組み合わせる前のそれぞれの職業(仕事)で一定レベルのお金を稼げることが必要です。つまり、趣味ではなくプロフェッショナルとして取り組んでいる仕事を、組み合わせる必要があるということです。

「人よりも少しくらい得意だから~」「人から褒められた事があるから~」と、軽い気持ちで続けている趣味の延長のような、ビジネスをいくつ組み合わせても結局は何の強みもない中途半端な人間で終わってしまいます。ビジネスと言えるほどお金も稼げません。

例えば、野球選手でイメージしてみましょう。イチローや松坂のような超一流選手ではないが、シーズンの6割くらい1軍で活躍して、他の選手の方が調子が良かったり自身の不調が悪くなると2軍に落ちる。数億円・数十億円の年俸はとてももらえないが、毎年2,000~3,000万円の年俸はもらっており、気が付いたら5年・6年とクビにならずにずっと球団に貢献し続けている。

このような選手は、余りマスコミが取り上げませんが、どの球団にもたくさんいます。

このプロ野球選手を素人が見ると、「うだつの上がらない選手、1軍半の中途半端な選手」と思うかもしれません。

ところが、この選手は間違えなく野球で生活ができています。また、とても競争の厳しいプロ野球の世界で、5年以上現役を続けるのはとても大変です。並大抵の努力では、野球で生計を立てることはできません。

プロ野球選手の話は少し極端かもしれませんが、「どの職業(仕事)だって、生活できるくらいのお金を稼ぎ続けるのはとても大変なんです」だから、趣味ではなく職業として仕事をこなし、生計を立てる人を「プロフェッショナル」と呼ぶのです。一人前になるまでには一定の年数もかかりますし、常に情報が入れ替わるので絶えず自己研鑽を続ける必要があります。

「この仕事はある程度経験があって、そこそこは稼ぐことができるが、同じ業界の超一流の人にはとても勝てない。」

少なくともこれぐらいのクオリティーの仕事を1つ、2つと組み合わせることで、本当の意味での「多動力」を発揮できるのではないでしょうか。

先ずは1つの職業(仕事)で、ビジネスが成立するようにしましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

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