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店舗の購入という選択

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こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、飲食店の店舗購入戦略についてお伝えします。

一般的に飲食店は、大家さんから建物の1フロアを借りて、テナントとして入居する形でスタートするケースが多いでしょう。

居ぬき物件などもありますが、いずれにしても物件を賃借する形です。

その中で、一部店舗を購入してスタートする飲食店もあります。

初期投資が多くなるのと、容易に移動できなくなるので、店舗の購入は敬遠される方が多いと思います。

しかし、店舗を自社保有している飲食店は結構しぶといのです。店舗の購入といっても、借入ではなくキャッシュでの購入です。

その理由は、飲食店の2大コストである家賃・人件費のうち家賃が発生しないからです。

人件費は非正規雇用者のみを雇っていれば流動化できるかもしれませんが、基本的に家賃を流動化させることは難しいでしょう。

たとえば、以前旅先で伺った富山駅前の喫茶店はレンガ作りのクラシックな建物が特徴で、45年間前に購入した店舗を今もそのまま使用しています。建物も備品もしっかりと作られているので、45年間経ってもまだまだ元気に稼働しています。現在は夫婦2人で経営しているので人件費も発生せず、コロナで来客が減っても全く平気だそうです。

時代が違うとはいえ、45年前に好立地の店舗を購入し、バブルの頃から今般のコロナショックの時期まで、様々な時代の波がありながらもずっと喫茶店を経営できているのはすごい事だと思いますし、その喫茶店継続を支えているのが「店舗の購入により家賃支払がない事」です。

基本的に中小企業は、ミニマリストを目指す。つまり、「持たない経営をしよう」「固定費として抱えるのではなくて状況に応じて会社の規模を伸縮できるようにしよう」といつもお伝えしていますが、ビジネスモデルによっては戦略的先行投資を行う価値があるという事だと思います。

ご閲覧ありがとうございました!

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