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提供する商材は2つ以上あってもいいのか

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、提供する商材は2つ以上あってもいいのかお伝えします。

特に女性起業家に多いのが、「商材が二つ以上ある。なので、これらを並行しながら提供していきたいのだがどう思うか?」という質問です。スキルややりたい事が複数あるのは素晴らしい事だと思いますが、経験上初めに取り組むビジネスは1つに絞った方が良いでしょう。

勘違いしないでいただきたいのは、ずっと1つのビジネスしか取り組んではいけないという事ではありません。

1つのビジネスでしっかりと結果を出して、そのビジネスと親和性の高いビジネスへ横展開していくのです。ビジネスが成熟する頃には、最初に質問されていた2つ以上の商材は全て扱えるようになっていることでしょう。

この理由は大きく2つあります。

1、スモールビジネスは経営資源・マンパワーが非常に限られている。

社長であるあなたの時間は非常に限られています。自分一人で、営業・サービス提供・経営・勉強とこなしていく事が多くなります。

そんな時に、無名の小規模企業が1つの商材だけを世間に知ってもらい顧客を獲得していくだけでも非常に大変なのに、2つ以上の商材に戦力を分散していたらキャパオーバーになるでしょう。

繰返しになりますが、スモールビジネスは経営資源が非常に限られています。同時並行は中途半端なビジネスもどきを生み出してしまう可能性があります。限りある時間・お金を集中投下して、先ずは1つのビジネスを確立させてみましょう。

2、既存顧客向けの新規商材を考えることができる

1つのビジネスを確立しておけば、あなたの会社に固定のお客様などファンが付きます。

そのお客様はあなたの会社と信頼関係があるので、次の商材も購入してくれる可能性が高まります。

なので、最初にビジネスを立ち上げたように、全く「新規のお客様」に「新規の商材を販売する」という一番大変な営業をしなくて済むのです。

「既存のお客様」に「新規の商材を提供する」という事ですね。

また、既存のお客様へのサービス提供を通じて自社商品に磨きをかけ、「新規のお客様」に「既存の商材を提供する」といったビジネス展開も可能になるわけです。

色々と書きましたが、要するにスモールビジネスにおいては「新規のお客様」に「新規の商材を販売する」営業は可能な限り避けた方が得策かと思います。飲食店など敷居が低いビジネスならともかく、安くはない商材を提供するのでしたら一から新規の顧客を獲得するのは非常に多くの経営資源消費することになりますので。

ご閲覧ありがとうございました!

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