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業界経験が大切な理由

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、起業をする際に業界経験があることが大切な理由についてお伝えします。

起業して始めていくビジネスを選択するうえで、重要なポイントの一つが業界経験の長さ(質)です。

一般的に長く業界経験がある業界でビジネスを始めれば、成功する確率が高まります。なので、日本政策金融公庫をはじめ、各金融機関でも業界経験豊富な方のほうが融資を受けられる確率も高まってきます。

もちろん業界経験のないビジネスで起業してはいけないわけではありませんし、業界経験がなければ成功できない訳でもありません。ただし、それ相応の努力をすることは覚悟しておくべきでしょう。

業界経験が長いことが重要なもう一つの理由が、特定の業界で6年・7年と長い期間勤め上げたという事は、「1つの事を徹底的に極められる忍耐力がある可能性が高い」という点です。当然ながら万人に当てはまるわけではありません。ダラダラとアルバイトに近い仕事だけを10年以上続けた人と、5年だけでも部署やプロジェクト責任者として人の上に立ち、自らの采配と能力・責任で業務を遂行していた人とでは身に付くものが全く違っているでしょう。

1つの事を極めるのは結構しんどいです。挫折することもありますし、上司の叱責や得意先の陰湿なクレームを受けることもあるでしょう。もっと楽に稼げる方法はないのか、友達が努めている○○業界の方が、楽で給料が良さそうだとか考えてしまう事もあると思います。

それでも、1つの業界に勤め上げスキルを磨き続けたというのは、起業して成功するのに必要な「1つの事に対してコツコツと愚直に努力し続ける力」が培われているという事です。

最近急増している、起業して全くビジネスにならないまま廃業するパターンは、1つの事に徹底的に打ち込めない事です。

例えば、手先が器用だから装飾品を作ってネットで販売しよう!→一ヶ月後・・装飾品を頑張って作っているのに二束三文にしかならないから、パソコン教室を開こう!→また一ヶ月後・・パソコン教室は無料体験しか来てくれない人ばっかで全く本講座を受けてくれないから、ホームページを作ってお金をもらおう・・・と、色々なビジネスに手当たり次第に手を付けて、ぜーんぶ中途半端になって儲かりません。

生計を立てるためにビジネス(事業)をするということは、趣味で月5~10万円稼ぐことではありません。それは副業・趣味です。

上記の、装飾品の製造販売・パソコン教室・ホームページ制作のすべてに、そのビジネスだけで生計を立てているような百戦錬磨のプロフェッショナルがいるでしょう。

まずは、腰を据えて1つの事に集中することが大切です。個人ビジネスでは、時間・お金共に非常に限られています。

この1つの事に徹底し努力し続ける能力こそ、1つの業界で長年勤めスキルアップしていくことで身についていくのです。

ご閲覧ありがとうございました!

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