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資金繰り改善の盲点②

会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、資金繰り改善の盲点についてお伝えします。

書店へ行くと資金繰り改善に関する書籍が並んでいます。

どの書籍も有益な情報が書いてあると思うのですが、余りハッキリ書いていない重要な要素があります。

それは、「身分相応の原則を守る」という点です。

身分相応の原則とは、その名の通り単純な話です、「収入に応じた役員報酬をもらってその範囲内で生活をする」「収入に応じた車に乗る」「収入に応じた身形をする」「収入に応じた家に住む」など、ご自身の収入で賄える範囲内で生きていくという事です。

ここで言う収入とは、会社員であればお給料でしょうが、経営者の場合は利益です。

会社で購入するもの・個人で購入するもの及び消費するもの、原則的に全てにおいて利益に応じた買い物をするのです。

身分相応の原則を守るために、先ずは下記の点について見直してみましょう。

1、食生活

ランチはリッ〇カールトンの5,000円以上するコースでないとダメなのでしょうか?サ〇ゼリヤの500円くらいのランチでは生きていけませんか。もっと言えば、自炊で弁当を持参すればもっと健康的で安上がりですよ。

月の食費が概ね1人4万円を超えている場合は、少し注意しましょう。

2、住居

1人暮らしなのに駅前の一等地の2LDK に住まないとダメですか。駅から徒歩15分くらい歩いてワンルームを借りれば、場所にもよりますが月額家賃が6万円切ります。男性であれば、一階の部屋はどうですか。比較的家賃が抑えられますよ。

3、衣服

ブランド物で固める必要はありますか。ビジネスではともかく、私服はしまむらやGUのフツーの衣服ではダメでしょうか。

4、車

昔は外車に乗っているから仕事が来るというような話があったと思いますが、今時そういった事をおっしゃっている取引先はいますか。

そもそも、車が無ければビジネス・生活できないのでしょうか。必要な時だけ借りたり、タクシーを利用するのが結果的には安上がりではないですか。

5、貯蓄性のある保険

老後資金の貯金は、今の収入の枠内で余裕を持ってできますか。20年・30年と、今のビジネスを存続させる自信はおありですか。

もっと言えば、保険を保障ではなく資産運用として活用されるのでしたら、iDeCoや積立NISA・小規模企業共済の方が効果的ではないでしょうか。

6、飲み

和〇や白〇屋等の、1人3,000~5,000円で飲める普通の居酒屋ではダメですか。異性の店員やカラオケは必須なのでしょうか。

贅沢できない時は、その悔しさを糧にビジネスを発展させましょう。そして、業績が上がった際には、羽目を外しすぎない程度にとことん楽しみましょう。ご自身の満足のいく生活を送れる利益さえ上がれば、納得のいく充実した人生を送ることができるのです。そのためにも、今日も頑張って会社経営に勤しんでいきましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

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