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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、好調な時期の先行投資戦略についてお伝えします。
ビジネスでは好不調の波があり、好調なタイミングではより攻めの投資を行うことが推奨されます。しかし、攻めの投資を行うとは言っても、社員や工場数等の事業規模(固定費)を拡大しすぎるのは危険です。
理由は単純な事です、好調の状態はいつまでも続かないからです。不調になったタイミングで、事業規模を縮小できる柔軟な体制にしておくことが望ましいでしょう。例えば、店舗や事務所は購入するのではなく借りる・車や重機も割高であってもレンタルにする、購入するならハイエース等の実需があり値下がりしにくい中古を購入する・マンパワーは極力雇用ではなく外注の形式で確保する等の試みが考えられるでしょう。
アイリスオーヤマという有名な生活用品メーカーがありますが、同社も好調時の行き過ぎた先行投資で大けがを負った会社の一例です。オイルショックの際に、爆増した需要に応えるため、工場の拡大や人員の増加などを行いましたが、社会情勢が落ち着いた瞬間の日曜製品が値崩れを起こし、あっと言う間に会社が窮境状態になりました。その結果社員の大量解雇等のリストラを断行する事になったのです。
昔以上に不確定要素が多く、将来を見据えて準備しても思い通りにならない現代です。先人たち以上に、我々は先行投資(固定費の増加)について慎重になりましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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