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生産性を確認する指標

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こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、生産性を確認する指標についてお伝えします。

業種やビジネスモデル及び経営資源の内容によって、企業の生産性を判断する指標は変化していきます。特に、重視すべき生産性を判断するための指標は、「在庫を持てるビジネスなのか否か」によって大きく変わってくるのです。今回は、企業の生産性を判断するための指標を確認していきましょう。

1、資金の生産性を判断する指標

資金の生産性に関しては、業種業界関係なく同じ指標で判断できます。その資金の生産性を判断する指標とは、「キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)」です。CCCとは、商品・サービスの販売後に売上金が振り込まれるまでの期間から、 仕入代金の支払猶予期間を差し引いた日数です。メーカーを含む在庫を抱えるビジネスの場合には、在庫の回転期間も加味します。イメージとしては、CCCが短い企業ほど、ビジネスを通じて早く現金を手にできるという事です。

ラーメン屋等の日銭商売や、フェラーリ等の受注販売(手付金あり)はCCCが短くなります。それに対して、建設業や製造業など手形を受領するケースが多いビジネスは、CCCが長くなります。当然ですが、後者のビジネスの方が断然資金繰りがキツくなるのです。

CCCが長い業種は、売上を上げれば上げるほど資金繰りがキツくなっていく特徴があります。このような業種では、資金ショートを起こさないことが成長の肝です。

2、在庫を持てるビジネスの生産性を判断する指標

在庫を持てるビジネスでは、「商品毎の生産性を判断する事」が重要です。端的にまとめると、利幅が高い商品を可能な限り多く・早く販売することが重要なのです。利幅が高く・数多く販売できるようなヒット商品は、「交差比率という指標」によって判断します。

交差比率とは、「商品の利益率×商品の回転率」によって計算されます。商品毎の交叉比率を算出し、その多寡によって販売を継続するか、新しい商品に入れ替えるか等を検討するとよいでしょう。

3、在庫を持てないビジネスの生産性を判断する指標

在庫を持てないビジネスにおいて、売上を上げる際にボトルネックになるのは、ズバリ「時間」です。時間はストックできないため、限られた時間の中でいかに高収益をあげるのか追及していく事になるのです。

この前提で、生産性を判断するには「1時間当たりの限界利益額(タイムチャージ)」の指標を活用します。例えば、美容室では営業時間内にいかに多くのお客様の施術をするのか、将又、単にカットやシャンプーだけではなく、カラーやパーマ等、いかに高額の施術を行って客単価を上げるのかという視点が重要です。また、施術終了後に、次のお客様の施術を開始するまでの手待ち時間が短い方がよい事は言うまでもありません。雑務等の収益獲得に関係ない時間も、極力圧縮できるといいですね。あなたが施術を行う場合の時間単価の方が、雑務を人に外注した場合の経費よりも上回るのであれば、雑務をアウトソーシングしてしまうのも一つの選択肢になります。

なお、自社で人材を採用し、製品を製造しているメーカーのように、「在庫を持てるが時間もネックになっているビジネス」の場合には、基本的に「交差比率」で生産性を判断するのがよいでしょう。その交差比率の計算では、その製品1単位当たりにかかった人件費も、商品の利益率を計算する過程に入れ込んでいきましょう。

例えば、粗利益5,000円の商品を、時給1,000円の工員が5時間かけて製造したのでは、利益が出る訳ありませんからね。

ご閲覧ありがとうございました!

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