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設備も在庫もないのに融資を受けるの?

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

今回は、設備も在庫もない業種でも、創業時に融資を受けるべき理由についてお伝えします。

コンサル業・コーチング・士業などのサービス業は、在庫もありませんし、初期投資や固定費をあまり必要としません。さて、こういったサービス業でも、わざわざ創業時に融資を受けた方がよいのでしょうか?

答えはYESです。

確かに、サービス業は初期投資・在庫・固定費いずれもあまり必要ありませんが、下記3点の理由から創業時に融資を受ける事をお勧めします。

1、融資を受けて返済した実績を作るため

創業時は非常に融資を受けやすいタイミングです。過去の実績がないので、自己資金や経験・熱意などの鍵と、精査された事業計画書があれば融資を受けられる可能性が高いです。

ところで、銀行は晴れているときにしか傘を貸してくれない組織です。

つまり、業績が良く融資なんかいらないほど、「借りてください!借りてください!」と営業しに来て、業績が悪く資金繰りが厳しいときは融資をしてくれなくなってしまいます。

雨が降っているとき(業績が悪いとき)に融資を受けるためには、「借入をして返済した」一連の実績を作っておくことが重要です。銀行は一見さんには厳しい対応をします。

よって、融資を受けやすい創業時に、「借入をして返済した」一連の実績を作っておきましょう。

2、融資を受けたお金でビジネスを加速させるため

融資を受けて手元資金に余裕ができれば、様々な先行投資をすることができます。

受講料数十万円の、有名な先生の講座・セミナーにも参加できるようになります。

写真もスマホで撮影したようなものではなく、数万円かけてプロカメラマンに撮影してもらいましょう。チラシもデザイナーに依頼すれば他社に見劣りしないようなクオリティに仕上がります。

中小企業のデザインがみすぼらしく見えるのは、デザインにお金をかけないのが原因です。

3、手っ取り早く銀行を自身のビジネスに巻き込めるため

 融資を受けると様々な会社の情報を、銀行へ伝える事ができます。また、3回、4回と銀行へ足を運ぶので、銀行の方と仲良くなりやすくなります。

銀行をビジネスに巻き込むメリットに関しては、昨日の記事をご覧ください。

初期投資・在庫・固定費があまりかからないサービス業でも創業融資を受けて、ビジネスを加速させていきましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

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