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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
今回は、創業時に必要な貯金額についてお伝えします。
ビジネスをスタートさせるときの貯金額は、多ければ多いほど良いです。
理想としては、開業して半年間に必要になる費用(設備投資などを含む)の、30~50%の貯金をしておくことです。
これくらいの貯金をしてけば、貯金額の3倍程度、日本政策金融公庫から創業融資を受ける事ができるので、安心して起業する事ができます。
ただし、個人的には最低でもこれぐらいは貯金しておいた方が良いのではないかと感じる金額が、300~500万円程度です。
この300~500万円という数字に具体的な根拠はありませんが、毎月4~7万円を6年間貯めればこれくらいの貯金は作れるので、しっかりと経験を積んだビジネスで計画的に独立していると考えられるからです。
固定費の掛からない、コーチングのようなビジネスでしたら、最初に書いた理想の貯金額、「開業して半年間に必要になる費用(設備投資などを含む)の30~50%」が100万円未満になると思います。だからといって、100万円程度の貯金で独立するのは辞めた方が無難でしょう。
自己資金不足で銀行からの融資も受けにくくなりますし、何よりも「全然準備ができていない、経験&実力不足の状態」で起業することになると思われるからです。
貯金がないのは様々な理由があると思いますが、特に若い創業者に多いケースは、起業することを軽く考えていて思い付きで起業しようとしている。よって、ほとんどビジネスの準備ができておらず、貯金も貯まっていないという状態です。
これでは、起業した後も上手くいかないのは目に見えています。起業するのは時期尚早です、しっかりと経験・実力を養って同時並行で貯金を300~500万円くらいためてから独立しましょう。
最近の傾向なのか分かりませんが、かなりの確率で、
「ちゃんと貯金できている人(300~500万円)=しっかり準備している・経験とスキルがあり、本気で起業する。故に成功確率は高い」
「ちゃんと貯金できていない人(特に貯金残高が100万円未満)=全然準備ができていない・経験もスキルもない、軽い気持ちで起業している。故に成功確率は低い」
という法則が当てはまります。
焦る必要はありません。きちんと準備を万全にしてから、独立開業していきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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