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アナタだけが頼りです!ってどうなの・・

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、やりがい搾取への注意喚起に関してお伝えします。

主に専門家と呼ばれる士業・コンサル関連の業種でビジネスをされている方は、一度は「貴方だけが頼りです!」のようなセリフを言われたことがあるのではないでしょうか?

この発言に対して、一個人としての人間心理としては嬉しく感じるでしょうが、ビジネスの世界においては要注意です。それは、「アナタだけが頼りです!」=「他の専門家に相手にされない粗悪案件」であることが少なくないからです。

冷静に考えてみてください。世の中に、あなたにしか対応できない仕事がどの程度あるのでしょうか?そもそも、そういった発言をしている人は、先生の職務内容をどの程度理解していますか?あと、どの程度人間関係の深い方からの依頼なのでしょうか?

結局、それほど深い関係でもなく、先生方の職務内容もロクに理解していない状態で、前記のような発言をしてくるという事は、「下心がある可能性が高い」のです。

過去に思い当たる点はございませんか?

「先生だけが頼りなんです~」と言って擦り寄ってきた人間の話をよく聞いてみると、「俺たちは友達なんだから報酬は払うつもりはない、無料の範囲内で対応して欲しい(又は極めて少額)・悪質な人間の依頼で法を犯す可能性が高い・法律的にグレーゾーンで他の専門家にあしらわれた・人間性に難がある・過去に素行不良を繰返している、叩けば叩くほどホコリが出てくる・・」こんな感じの粗悪案件ではなかったでしょうか?

もうお分かりですよね、もう一度書きますが、ビジネスの世界において「アナタだけが頼りです!」という発言は、多くの場合「他の専門家に相手にされない粗悪案件」を押し付けようとしているのが実情なのです。先生方の職務内容や実績、将又人間性を肯定しているのではなく、相手をおだてながら粗悪案件を押し付けて「ババを引かせたい下心の表れ」と言えるでしょう。

専門家は基本的に人の言葉を真に受けてはマズいです、相手の発言の裏側を常に考えて、慎重に対応していきましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

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