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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、サンクコストが招くリスクについてお伝えします。
サンクコストとは、既に投資した事業から撤退しても回収できないコストで、日本語では埋没費用と呼びます。会社経営は失敗の連続ですので、新規事業へ挑戦したり、設備投資を行っても上手く成果が上がらない事もあるでしょう。
そんな時に、人間の「損をしたくない」という心理が経営判断を誤らせます。
サンクコストを気にするがあまり、その上手くいかない投資を続けることによって、より傷口が広がってしまうのです。
サンクコストを前にすると、途端に人は冷静さを失い、クレバーな判断ができなくなってきます。このような状況を改善するためには、第三者のアドバイザーに相談するのが良いでしょう。
客観的に今の事業を続けた場合と撤退した場合、どちらの方が貴社のためになるのか定量的に確認していくのです。また、我々は経営者であることを忘れないでください。サンクコストは損をした経費ではありません、将来の成功のための布石です。最後に勝てば、今の投資の失敗も含めて成功に代わるのです。そういった意味では、現在の投資の失敗は、失敗ではなく授業料(学び)と言えるでしょう。
会社経営を行っていく上で常勝は困難です。失敗してもそのサンクコストに固執せず、次の成功のためにその学びを活かしていきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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