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こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、銀行融資の申し込み先についてお伝えします。
銀行へ融資を申し込む際に、どの担当者に相談をするかによって積極的に取り扱ってもらえるのか変わることがあります。
社長の会社に、普段渉外の担当者が通ってくれているような場合は、特段迷う事もなくその渉外担当者に融資を受けたい旨を伝えると思います。しかし、取引しているのが三〇UFJ・横〇銀行等そこそこの規模の地銀・都市銀・メガバンクだと、なかなか担当者が来てくれないケースが多いと思います。そんな時は、銀行のどの担当者に融資の相談をして良いのか迷ってしまいますよね。
基本的に融資の相談をする際にお勧めなのは、「渉外担当などの肩書の付いている営業職の担当者」です。
銀行にもよるのでしょうが、多くの銀行で「渉外担当の行員」と「融資担当の行員」の評価制度は異なっています。渉外担当は、新規の取引先の開拓件数や融資の実行金額、手形割引・定期積金・クレジットカードの獲得件数によって評価されます。その一方で、融資担当の行員は、融資を実行して回収事故を起こさなかった件数などによって評価されます。
つまり、営業担当の行員は融資を出したくて仕方ないのに、融資担当の行員はとにかく自分が担当した融資案件で回収不能を起こしたくないのです。なので、渉外課の担当者に相談すると、「どうしたら融資を実行できるのか?」と必死で考えて行動してくれるのに対し、融資課の行員に相談すると回収に問題がない優良企業でない限り、消極的な対応をされてしまう可能性が高くなります。
これは人事評価制度の違いから、当然といえば当然の現象です。
相手の置かれている立場を理解しながら、融資の申し込みを行っていきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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