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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、ビジネスを始める際の心構えについてお伝えします。
最近ではサラリーマンとして会社組織の中で働くのではなく、経営者やフリーランスとなり、自分自身で仕事をしていくことも珍しくなくなってきました。伝統的に終身雇用制度の社会であった日本においても、組織の一員ではなく個人のスキルで収益を上げていく「個人ビジネス」が市民権を得たといえるでしょう。
個人でビジネスを立ち上げる際に忘れてはいけないのが、組織に守られずに生きていくためには、一人でもプロフェッショナルとしてお金を稼げるだけの力量が必要であるという事です。そんなの当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、意外とその当たり前だと思うような視点が欠けていることがあります。
低成長・供給過多の日本です。そんなに簡単に儲かるビジネス・業種は殆どありません。仮においしいビジネスがあったとしても、一過性の法の隙間を付くようなビジネスであるケースが多く、長期的に収益を上げ続けることは困難です。海外に視点を移すならともかく、最初にビジネスを始める方は日本国内の市場に対してビジネスをする方が多いでしょう、基本的にこの国では「モノやサービスはなかなか売れない」という前提に立ってビジネスを考えていきましょう。
どの業種・業界で起業するにしても、ビジネスはそんなに甘くありません。楽に儲ける・小手先のノウハウで稼ぎ続けることは難しいです。
その一方で、供給過多に思われる日本のビジネス界においても、慢性的に供給が不足している人材(会社)もいます。それは、「確かな経験・スキルがあって仕事ができる人(会社)」です。
例えば、住宅などのリフォーム工事をしてくれる工務店は日本にたくさんあります。ただ、顧客の期待に応えられるような高品質の工事ができる工務店はどのくらいあるのでしょうか?
目の肥えた日本の消費者の要求は厳しいです。品質・納期・値段・・様々な要素で顧客満足を獲得し、納得してお金を払って頂くことが必要です。工務店の場合は、職人さんに工事の外注を出すことになると思いますが、確かな技術のある職人さんを確保することも簡単ではありません。仕事ができる方には、様々な業者から仕事が集まりますので、彼らは常に忙しいのです。必然的に人工(報酬)も高くなるでしょう。
そんな難しい経営環境の中で、最高のリフォーム工事を竣工させて、顧客に満足してもらい、工務店・職人共に適正な利益を得る。これは簡単なことではありません。
また、こういった誠実な仕事をしている工務店がある一方で、悪質な業者も後を絶ちません。顧客に知識がないことを利用して、法外な利益を乗せて請求する。不必要な工事を勧めて施工したり、本来行わなければならない工事を省く。悪天候でもないのに竣工が大幅に遅れる。塗料の色を間違えた上に責任を取らない等、消費者の苦情が絶えない状況です。
つまり、工務店は日本中にたくさんあるかもしれませんが、プロフェッショナルとして信頼に足る仕事をしてくれる工務店は、思ったほど多くないのではないでしょうか?この話は、建設業以外にも様々な業種業界に当てはまると思います。
個人でビジネスをすることが一般的になった現代ですが、組織に守られずにビジネスをしていくことは甘くありません。
ただし、供給過多の日本でも、しっかりと仕事をしてくれる本物のプロフェッショナルには確実な需要があります。楽したい・近道をしたい等の軽率な考えは捨てて、顧客から必要とされる会社であり続けるために愚直に努力を続けていきましょう。結局はその努力と積み上げた信頼が成功を引き寄せてくれますので。
ご閲覧ありがとうございました!
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