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こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、建設業の経営で利益を出す方法ついてお伝えします。
建設業のビジネスは主に下記のような特徴があります。
①1つ1つの工事をオーダーメイドで仕上げるので大量生産ができない
②労働集約型のビジネスなので、売上を上げるにあたって労働時間がネックになる
③ひとり親方など個人で工事を請ける場合を除き、売上の中に占める変動費(材料費・外注費・現場雑費等)の割合が大きい
④工事代金の入金よりも支払いが先行するケースが多く資金繰りがきつくなりやすい
このような特徴のある建設業で利益を出していくためには、1つ1つの工事でしっかりと利益を出していくことが重要です。
工事台帳を作って、現場毎に受注金額と工事に掛かった経費を集計していくことで、個々の現場毎に利益が取れているのか分かります。
わざわざ高額の管理ソフトを入れる必要はありません、最初はエクセルで十分です。
見栄や経審の点数を上げるために売上の拡大に走る会社が多いのも建設業の特徴ですが、売上が増加しても利益が増加するとは限りません。寧ろ、受注金額が大きく工期が長い工事ほど利益が薄くなってしまう傾向にあります。予期せぬ追加工事や作業上のミス、進捗が遅れたことによる人工の増加など、現場が大きく工期が長いほどコストが膨らんでしまう要素が多くなるのです。
その一方で、数十万~数百万円の少額工事は一見儲からないように見えますが、施主が急ぎで発注したいケースも多く、利幅を大きくしても受注できるケースが珍しくありません。
建設業で利益を残すための要素はいろいろとありますが、まずはエクセル等で工事台帳を作成して、個々の現場ごとに利益を管理してみましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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