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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、受取手形だけではなく売掛金を割引する方法についてお伝えします。
最初に手形割引とは、手形を担保に融資を受ける制度で、取引先から手形を回収する際の資金で融資金額を返済します。
債権者から見ると融資を受けることになりますので利息は掛かりますが、早期に現金を手にすることができます。
この便利な手形割引のような売上債権を早期に現金化する仕組みを、売掛金でも活用することができます。
その方法が、「ファクタリング」です。
ファクタリングは融資ではなく、売掛金をファクタリング会社に買い取ってもらう仕組みです。
手数料は売掛金の15~25%で、受取手形も買い取ってくれる業者があります。
ファクタリングは手数料が高いように思いますが、売掛金を早期に現金化できる以外にもメリットがあります。
代表的なメリットは、売掛金(受取手形も同様)が回収できなくなった際のリスクヘッジです。
手形割引の場合は、債務者が手形の不渡りを起こしてしまうと、
債権者は銀行に手形割引で融資を受けた金額を全額返済しなければいけなくなってしまいます。
つまり、受取手形の金額を債務者に代わって弁償しなければいけません。
その一方で、ファクタリングではノンリコースという契約が主流で、
売掛金や受取手形が万が一回収できなくなったとしても、ファクタリングで入金してもらった現金は返済する必要がありません。
回収できなかった場合のリスクをファクタリング業者が負うので、銀行で融資を受ける場合よりも手数料が高くなるのです。
融資にしても、ファクタリングにしても、アマゾンなどのネットショップで入金回数を増やしてもらうにしても、
早期にキャッシュを手にするためには「手数料」が掛かります。
取引先からの入金・支払サイトの管理なども合わせて、資金繰り計画を作成していきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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