お電話でのお問い合わせ【24時間営業】03-5968-1034
会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、月末返済が怖い理由についてお伝えします。
日本政策金融公庫であれ、民間の銀行であれ、融資の申し込みをする際には希望返済日を銀行側に伝えます。
この返済日は基本的に企業側の希望を通してくれるのですが、銀行側も業務の集中を避けるためなのか月末など、特定の日を返済日に指定できない場合があります。
この返済日は売上の入金後に支払う形にするなど、会社ごとの資金繰りに合わせて設定していけば良いのですが、「月末を返済日にするのはやや危険」です。可能であれば、月末以外の日付で返済日を設定しましょう。
その理由は、返済日によって仮にうっかり銀行残高が足りなくなってしまってその月の借入金返済ができなくなった場合に、リカバリーできるかどうかが変わってくるからです。
借入金返済遅延には、3つの種類があります。
①その月のうちに借入金返済を済ませる「日次延滞」
②その月の借入金返済が翌月以降にズレる「月次延滞」
③3ヶ月以上借入返済が滞る「3ヶ月以上の延滞」
日次延滞の場合は、担当者など支店レベルの問題で済むこともありますが、返済が月をまたいで月次延滞になってしまうと多くの場合本部にもその支払事故の情報が共有されてしまい、著しく借入をしている企業の信用が棄損してしまいます。更には、3ヶ月以上無断で延滞を続けていたら今度は預金口座がロックされてしまいます。近いうちに、不動産など担保の処分も進められてしまうでしょう。
延滞しないのが一番ですが、万が一うっかりミスで返済ができなかった場合は、絶対にその月のうちに返済を済ませましょう。月末返済ではその月内で返済するリカバリーができなくなってしまいます、うっかりミスが自社に致命的なダメージをもたらすかもしれません。月末ではなく、25日など月内で返済できる月末以前の返済日を設定しましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆
①社長塾 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。 会社経営に関する情報収集にお役立てください。
②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり) 生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。
③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube
④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。 お気軽にご登録ください↓↓↓
【注意事項】
本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。
・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。
・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。 ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。