ブログ

親子でNISAのリレー運用をしてみよう

会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、親子でNISAをリレー運用する方法についてお伝えします。

NISAで積立投資を始めたいが、ある程度年齢を重ねてしまって、もうそんなに運用できる期間が残っていない。将又、積立投資を行ってきたが、いざ取崩しを始めようかと思うタイミングで経済情勢が不安定になり暴落している、、年金で何とか食いつなげるから、株価がある程度回復してから取崩しを始めたい。そんなお悩みがある・お悩みを抱える可能性がある方もいらっしゃるでしょう。

そんな状況では、ご子息の事も考えて、「親子でNISAをリレー運用」を行う事も検討に値します。相続税こそ上がってしまう可能性はありますが、人生の最後の時までNISAを解約せずに持ち続ける事もできるのです。

相続が発生すると、被相続人のNISAは解約されて、相続人が相続発生時の株価で引き継ぐことが一般的な取扱いです(通常は、相続発生時点で含み益があれば非課税になります)。相続人としては、両親から引き継いだ株式を解約し、解約した金額をNISAへ再投資する事で、間接的にNISAでの資産形成を継続することができるのです。

積立投資は、通常15年以上続けること事が目標とされていますが、両親が結果的に5年程度しか運用できなかった場合でも、ご子息がそのNISAで運用された財産を引き継ぎ、自身のNISAへ再投資する事によって、世代を跨いで15年以上の継続的な運用を行うことが可能となるのです。

結果的に、相続発生日時点で投資額よりも株価が上昇していれば、ご子息の資産形成がスピードアップするでしょうし(※)、株価が下がっていれば相続税の負担を軽減できます。いずれの場合でも、当初の目標であった15年以上の運用継続を達成できる可能性が高くなるのです。

ご自身の年齢が仮に高くても諦めないでください。一族としての時間軸も加味して、資産形成を行っていきましょう。

※余談ですが、NISAではない特定口座の株式等のケースは、相続財産が多く相続税率が高い世帯だと、納税額が増える可能性があります。

ご閲覧ありがとうございました!

☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆

①社長塾                                                 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。                                       会社経営に関する情報収集にお役立てください。

②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり)                                                         生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。

③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube

④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。                 お気軽にご登録ください↓↓↓

ホームページサクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社 | サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。smc-zei.com

【注意事項】

本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。

・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。

・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。                                                                  ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。

関連記事

  1. 住宅ローンのペアローンは使えるのか
  2. 住宅ローンは繰り上げ返済すべきなのか?
  3. 固定資産売却益が出れば儲かったと言えるのか?
  4. 2022年に火災保険大幅値上げ⁈
  5. 企業年金の受給漏れに注意
  6. 購入を控えた方が賢明な投資信託とは
  7. 賃借物件のエアコン修理は誰が負担するのか
  8. 居住期間で分かる事

最近の記事

PAGE TOP