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こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、設備投資型の固定費についてお伝えします。
固定費と一口に言っても、人件費や広告費等様々な物があります。この固定費のうち、金額が多額で、他の固定費とは分別管理を求められる固定費として、「設備投資型の固定費」があります。具体的には、設備投資の費用・新製品の研究開発の費用・製品のリリースに必要なイニシャルコスト(パッケージデザイン・製造委託先の開拓費等)がこれにあたります。
この、「設備投資型の固定費」の特徴は、①他の固定費のように毎月コンスタントに発生するものではないが、一定周期に多額のコストが発生するという点です。また、②コストの発生原因が、「新商品の開発」「新店舗のopen」など明確なので、そのコストの発生原因である事業で利益を出すことによって、固定費の回収を図る必要があるという点です。
設備投資型の固定費は、決算書等から分離して管理した方が望ましいでしょう。決算書では様々な経費や投資が混ざってしまうため、案件毎の設備投資型の固定費が分からない事でしょう。
案件の規模にもよりますが、1つ1つの事業活動別(法人向け・個人向け等の製品種類、店舗ごと、飲食・小売など事業内容ごと)に、別の会社で経営してみると、より固定費の管理をしやすくなりますよ。会社ごとに、設備投資型の固定費とその他の固定費を区分し、その事業活動の利回りがどれくらいなのか?投資回収に必要なノルマはどれくらいなのか?等の疑問点を管理・解決しやすくなることでしょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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