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こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、配偶者に経理を任せる場合の注意点についてお伝えします。
妻(夫)に会社の経理を依頼している。又は依頼しようとしている企業は多くいらっしゃいます。身内の人間でしたら金銭管理を依頼しても安心ですし、経理は時間のコントロールが効きやすいため、配偶者の勤務時間に制限があっても勤務を続けてもらうことができます。
さて、この配偶者に会社の経理を依頼する場合には、下記2点を注意しておきましょう。
1、経費に対する価値観が合うのか考える
経費の使い方に対する価値観が合わない配偶者に経理を依頼すると悲惨です。特に交際費、「何でこんな高い飲み屋に行く必要があるのだ?」「しょっちゅうこのクラブに行っているが不貞行為をしているのではないか?」と攻め立てられます。
確かに無駄な経費の支出は慎むべきかと思いますが、どうしても必要な交際費の支出もあるでしょう。また、私個人的にもクラブ等高額飲食店の利用は推奨していませんが、業種や取引の相手方によってはどうしてもそういった飲食店を利用する必要があるのかもしれません。
特に、配偶者が同じ年齢・配偶者の方が年下の場合だと、この辺りの価値観が合わない・お互いに価値観の相違に対して譲歩し合えない場合が多いですね。
2、甘やかさない事
第三者の経理を雇っていたり、外部の専門家に依頼していると厳しく期限に関して言及するのに対して、自分の身内になると途端に甘くなる方もいらっしゃいます。
最新の経営数値を把握していない事は、すなわち速度やガソリン残量等も把握していないままドライブをしているようなものです。また、他の社員や協力会社の人々は、社長のそのような身内を優遇する行為をしっかり見ています。身内だけ特別扱いをする事は、当然ながら社員の不満は募りますし、社長の経営者としての品格も落とすことになるでしょう。
配偶者に経理を依頼すること自体は悪い事ではありません。ただし、身内が故の注意点もありますので、気を付けましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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