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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、今後企業において求められていく経理人材ついてお伝えします。
経理職というのは、最初は覚えることが多いですが慣れてくるとルーティンワークで日々の業務をこなすことができます。
ミスをしない事・期限を守ることが責務で、特段ノルマに追われることもなく、特定の時期を除いて残業も少ない傾向にあります。こういった仕事の性質からなのか、比較的真面目で安定を好む人が経理の職についていることが多いと思います。
ところが、社外を見渡して見えれば、経理職を取り巻く環境は日々厳しくなっています。IT化・外注化・グローバル化の煽りをもろに受けており、経費精算システム・格安経理外注サービス・作業丸投げ型会計事務所・記帳代行会社・ストリームドなどのアウトソーシングシステム等、経理職の仕事と競合するサービスが日々増え続けています。間接部門という位置付けの経理職は、人員削減の際にも真っ先に目に留まりやすいことでしょう。
こんな厳しい時代で、これからの経理職にはどのようなことが求められるのでしょうか?
1つ目は、「経営者の参謀になること」です。新人の頃は、会計ルールを覚える・会計入力を正確にする・正確かつ迅速に支払をする等の基礎的なことをマスターすればいいと思います。しかし、そういった誰でもできる仕事では、経理職の給与とアウトソーシングサービスとで、ダンピング合戦になることは目に見えています。
基本的なことができるようになったら、次は経営者がリアルタイムの経営情報を把握できるようにしましょう。
直近の売上・利益などの会計情報はもちろんの事、販売数量・間接業務時間の集計など会計以外の経営情報も、可能な限り新しい状態で経営者に提供します。経営者はその情報で、迅速に経営判断ができる事でしょう。この時点で、なかなかアウトソーシングサービスでは真似できなくなってきます。
更に、経営者が将来を計画・予測をするサポートをしましょう。数字の部分を中心に、経営者と一緒に経営計画書を作成し、取引先別・商品別の収支状況や設備の稼働率など、会計情報・会計以外の情報を、経営者が今後の意思決定をするために役立つ情報に加工して提供しましょう。ここまでレベルが高い経理職は、社長からとても重宝されますし、営業や会社経営を学んでコンサルタントとして独立する道も開けてきます。
2つ目は、経理職以外の仕事もしましょう。
中小企業の人件費が嵩む理由の一つに、単能工型の従業員が多いことがあります。要するに経理や営業など、1つの事しかできない従業員ばかりだと、雇用する人数が多くなり人件費が多くなってしまうのです。理想形は、サッカー型の多能工型従業員だけの組織です。FWでもピンチになればディフェンスをしますし、DFでもセットプレーなど攻撃に参加することはあるでしょう。ゴールキーパーですら攻撃に参加することもあります。
経理職も単能工ではなく多能工の人材になりましょう。相性の良い総務、社長秘書、営業・製造の補助などを掛け持ちするのです。
営業担当者・製造担当者のうち一部の従業員を、経理職に兼任させても良いでしょう。ただし、本人の意思を尊重しましょう。
経理職を取り巻く環境は厳しいですが、数字を武器に経営者の力になっていきましょう。
特に中小企業では、経営の分かる経理は超貴重な人財です。
ご閲覧ありがとうございました!
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