ブログ

個人で収益物件を持っている場合の創業融資の留意点

会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、個人で不動産を持っている場合の創業融資の留意点についてお伝えします。

最近では会社員でも、個人で収益物件を保有しているケースは珍しくありません。

個人で収益物件を保有している方が独立して、不動産賃貸業以外の個人事業を始めるケースも昔に比べれば増えてきています。

個人で会社員時代から収益物件を保有して事業を行っていた場合は、創業融資についていくつか留意点があります。

代表的なものを確認していきましょう。

1、日本政策金融公庫の創業融資の取扱い

日本政策金融公庫の創業融資の場合は、新しいビジネスを始めたタイミングが創業の扱いになります。

従って、新しくビジネスを始めたタイミングで創業融資を申し込むことができます。

2、都道府県・市区町村の創業融資の取扱い

都道府県・市区町村の創業融資の場合は、最初に税務署へ開業届を出すべきタイミング、すなわち不動産賃貸業を始めたタイミングが創業日の扱いとなる自治体があります(板橋区など)。この場合は、新しく個人でビジネスを始めても創業融資を受けられない可能性があります。

自治体と融資を申し込む銀行にしっかりと確認をしておきましょう。

3、融資の審査への影響

個人で収益物件を所有しているということは、借入をして不動産を購入しているケースが多いと思います。

収益物件に紐付いている借入金がある場合には、毎月のキャッシュフローが審査のポイントになってきます。すなわち、賃料-管理費等-借入金元金&利息がトントン以上であるか否かです。

毎月のキャッシュフローがマイナスの場合は、それだけ資金繰りが悪いと判断されますので、融資の審査にはマイナス影響が出る可能性があります。毎月の賃料などは、賃貸借契約書だけでなく家賃の振込通帳で確認されることもあります。

個人で収益物件を保有しており借入金があっても、創業融資を受けることは十分可能です。

収益の柱を増やして、ビジネスを安定させていきましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆

①社長塾                                                 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。                                       会社経営に関する情報収集にお役立てください。

②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり)                                                         生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。

③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube

④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。                 お気軽にご登録ください↓↓↓

ホームページサクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社 | サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。smc-zei.com

【注意事項】

本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。

・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。

・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。                                                                  ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。

関連記事

  1. 独立開業したいけれど銀行はどこを選んだらいいのだろう・・
  2. 見込型のビジネスと受注型のビジネス
  3. 創業補助金が欲しいなら銀行へ急げ
  4. 独立開業してよかったこと
  5. ビジネスは複数やる時代
  6. 会社印はどこで作ればいいの
  7. 創業融資のカタログ
  8. 会社設立手続きは司法書士に依頼しよう

最近の記事

PAGE TOP