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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、保険加入の時期についてお伝えします。
日本人は生命保険が大好きで、多くの人が生命保険に加入しています。
会社経営をしている場合には、保険屋さんや税理士等から保険の提案を受けることも多い事でしょう。
経営者が加入する生命保険には大きく2つのタイプがあります。
1つ目は、事業と生活の保障です。
世帯主に万が一の事があった場合に、奥様とお子様のその後の生活を保障したり、社員の生活を守ってくれます。
保険の本質的な意味は事業と生活の保障をすることでしょう。死亡時だけではなく、就業不能時に所得を保障してくれる保険もあります。
2つ目は、退職金や老後資金の準備です。
積立型の保険を払い続けることで、保険会社が保険料を運用してくれるので、
銀行口座に貯金するよりも多くの財産を得ることができます。
年々運用状況や税務メリットが低くなっている傾向にあり、小規模共済や倒産防止共済・不動産や株での運用など、他の積立・運用手段もあるので、比較しながら検討するのが無難です。
これら2種類の保険では、加入を検討するタイミングも異なります。
1つ目の保障として必要な保険は、社長や稼ぎ頭である世帯主が心身ともに健康であり、金銭的にギリギリにならないのであれば早めに加入しましょう。もたもたしていると、「糖尿病になってしまった!」「肺に影がある!」など、健康を害してしまうかもしれません。
弊社は生命保険の代理店ではないので、生命保険の勧誘をしているわけではありませんが、実際に保険の加入を検討していた矢先に健康を害してしまった!というケースは珍しくありません。保障を得るための保険であれば、掛捨て契約で事が足りると思いますので、それほど保険料が高額になることもありません。
また、子供の成長や借入金の残債が減るにつれて、保障金額が下がる仕組みにしておけば保険料を効率的に減額できるでしょう(逓減定期保険)。上記の記載内容はすべて一般的なお話ですので、事業と生活の保障が確保できていないのであれば、お早めに保険屋さんや顧問税理士と話をしてみましょう。
2つ目の退職金・老後資金の準備となる保険は、ある程度経営状況が落ち着いてから加入しても遅くはありません。
ただし、ご自身の年齢が上がってしまうと保険料が高くなってしまう点と、いつまでも健康でいられるとは限らない点は留意しておきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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