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こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、普通預金と定期預金は分ける事についてお伝えします。
金融機関によっても異なりますが、銀行格付けを行う際に、普通預金と定期預金は分けて計上しておいた方が有利な取扱いになるケースが多いです。決算書は現金預金で一纏めになっていたとしても、内訳書ではしっかりと預金種別まで記載しておきましょう。
普通預金と定期預金は分けて計上することによることには、銀行格付けで下記のようなメリットがあります。
1、債務償還年数の計算が有利になる
銀行格付けの最重要項目の一つである、債務償還年数の計算式は金融機関によって異なります。この計算式の中に、下記のような債務償還年数の計算式もあります。
(借入金-定期預金)÷(営業利益+減価償却費-税金)
つまり、借入金から定期預金を控除して、債務償還年数の計算を行える場合があるのです。金融機関によっては更に普通預金も借入金から控除できるケースもあるようですが、念のため定期預金を分けて計上しておくとよいでしょう。
2、手許現金の金額が増える
格付け上の手許現金の金額は多い方が良いのですが、流動性の高い普通預金は運転資金として見られてしまい、手許現金としてみなしてもらえない可能性があります。よって、手元資金に余裕があるのであれば、普通預金だけではなく、定期預金にしておくと格付け上有利になるかもしれません。
定期預金のメリットは利息を得られることだけではありません、ポテンシャルを活かしていきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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