お電話でのお問い合わせ【24時間営業】03-5968-1034
会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、経営改善を行う際の盲点についてお伝えします。
自社の経営が傾いてしまい、窮境状態から立ち直るために、経営改善の取り組みを行うことになった。そこで、金融機関から実績のあるコンサルタントを紹介してもらい、立派な経営改善計画を作ってもらい、早速経営改善の取組を始めたのだが・・
どうにも業績が振るわない。実績のある専門家にアドバイスを受けたのに、しっかり経営改善計画を作ったのに、社長の覚悟は本物なのに何で・・
経営改善が上手くいかない場合の原因の一つに、「会社経営に対する姿勢に関して、社長と社員の間に余りにも温度差がある」点が上げられます。要するに「経営改善をするような経営状況にも関わらず、社員がやる気を出していない可能性がある」という事です。
基本的に、社長と社員の間に温度差があるのは仕方がありません。社長にとって自分の会社は自身の人生そのもの。その一方で、社員にとっては他人の会社、たかが数ある就職先の一つです。
仮に、会社が倒産した場合でも、全く状況が異なります。社長は連帯債務を負わされて、平穏な日常生活を奪われ、自己破産しなければならない状況に陥るかもしれません。世間からも、取引先の債権を踏み倒し、社員を失業させたダメ経営者として責め苛まれます。
その一方社員はどうでしょうか?勤め先が倒産しても、借金の返済義務もなければ責任もない。直ぐに別の会社へ転職すればよいだけ、失業保険などの法的な保障も手厚く、ダメ経営者に失業させられた可哀想な労働者として、世間から暖かい目で見守られるのです。
温度差があるのは仕方がないとしても、その社員を採用したのは社長ですよね?でしたら、社員に可能な限り、自分と同じ目線で働いてもらえるように努力するのも社長の責務なのです。もちろん、パフォーマンスを発揮してもらうための社員教育も必要でしょう。
日本人は仲間意識が芽生えた時、全員で同じゴールに向かうように決意した時、驚くべき力を発揮します。経営改善計画の策定やコンサルタントへの相談等は、あくまでも経営改善のための手段です。
経営改善に取り組む前に、社内のコミュニケーションは良好なのか?社長は社員に慕われているのか?社員の熱量は高いのか?社員の能力を高める努力を行ったのか?
社員の協力あっての経営改善である点を忘れないようにしましょう。
中小企業支援を行っているコンサルタントも、中小企業支援において社員を置き去りにしてはいけません(経営改善の場面でない平時のコンサルにおいても同様です)。そもそも、経営改善をしなければならない状況に陥ったのは、社員に十分パフォーマンスを発揮させていないからかもしれませんよ。
ご閲覧ありがとうございました!
☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆
①社長塾 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。 会社経営に関する情報収集にお役立てください。
②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり) 生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。
③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube
④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。 お気軽にご登録ください↓↓↓
【注意事項】
本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。
・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。
・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。 ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。