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こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、建設業の経営において材料費やリース料を安く抑えるヒントについてお伝えします。
トラックや重機のリースに、建材の購入など、現場で必要になる様々なコストを毎月支払っていると思います。このコストは、ちょっとした工夫で削減できるケースもあります。なかなか単価が上がりにくい、厳しいご時世です。原価削減の自助努力を行っていきましょう。
1、相見積りをする
当たり前のようにも感じるかもしれませんが、意外と建材やリース・産廃処理費用等の相見積りをしていない会社が多いのも事実です。また、建材は相見積りをしているが、リース・産廃処理費用等の相見積りをしていないケースも散見されます。
とび土工関係の工事であればリース費用、塗装等の特定管理産業廃棄物が出る業種では産廃費用も大きなコストです。最終的に付き合いなどで、発注する業者を決めていたとしても、相見積りで相場を確認することで、値下げ交渉の材料にする事も可能でしょう。
家電量販店で他店のチラシ等を見せるのと同じことです。ただし、お互いに良い関係を築くためにも、一定の節度はわきまえておきましょう。
2、元請に購入してもらう・借りてもらう
建材を元請で購入してもらった方が、割安で購入できることが多くあります。多くのロットを仕入れられる事も多いでしょうし、元請は規模が大きいので仕入値が安くなります。元請に仕入れて頂いた建材は、無償支給という形で売上と相殺してもらえば、運転資金も楽になります。仮に、有償支給であっても、自社で外部調達するよりは安く済むケースもあるでしょう。
リースは契約上可能であれば、元請で購入するかリースしてもらった車両・重機を使用させてもらうとよいでしょう。規模が大きい会社の方が、有利な条件で重機等を調達することができます。
原価削減の努力は意外と真剣に行っていない建設会社も多いのが実情です。値上げが難しいのであれば尚更、原価削減で利益が残る体質を目指していきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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