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こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、士業としての独立開業までに必要な準備期間についてお伝えします。
ほとんど準備もせず独立すると、
事務所経営が軌道に乗るのに倍以上の時間がかかります。理想的な独立準備期間は、少なくとも「6ヶ月程度」です。3ヶ月だと、ちょっと厳しいですね。では独立開業前の6ヶ月間、何を準備するべきでしょうか。
1.独立後に感じた「独立前にしておけばよかったこと」
以前行われた、士業・コンサルタント向けのアンケートで、独立「後」に感じた「独立前にしておけばよかったこと」という質問がありました。いちばん多かった回答は以下2点。
●自分の「強み」を決めておく
●新規客の集客方法を確立しておく
回答者A:
「「強み」がないと同業の士業・コンサルタントと差別化が図れず新規顧客が取れない」
回答者B:
「仕事をいただいても安く買いたたかれてしまう」
2.「強み」は6ヶ月もあれば身につけることはできる
強みを身につけるために最初にするべきは、「強みを決める」こと。その次は、「強みを発揮できる能力が不十分でも、できると周りに伝え続けること」です。それだけで6ヶ月もあれば強みは身につくでしょう。
3.「□□の悩みといえば○○さん」と第一想起されたら紹介が増える
困りごと・悩みごとがある経営者は、周りの士業・コンサルタントに相談します。やはり税理士が多いですね。しかし相談された税理士も、内容が自分の専門外だとアドバイスもサポートもできません。そんなとき「その困りごと・悩みごとを解決できる強みを持つ専門家」につなげます。
そうなんです。「□□の悩みといえば○○さん」と第一想起されるくらいになれば、知り合いの経営者や士業・コンサルタントからの紹介が自然に増えます。第一想起されるためには、少なくとも半年は周りに伝え続ける必要があるでしょう。だから6ヶ月程度の準備期間が必要なんですね。
4.強みは「計画的に」身につける
短期間で計画的に強みを身につけるためには、「必要な知識・ノウハウを学ぶこと」と「いつでも相談できるメンターを確保すること」です。地道に経験を重ねて「これが強みだ」と胸を張れる知識・ノウハウを身につけるまでには、少なくない時間がかかります。しかしその知識・ノウハウを持つ人から教えてもらえば、グンと時間短縮できますよね。
「いつでも相談できるメンター」を確保すれば、必要な知識やノウハウを学んだあと自分の能力ではこなせない案件が来ても、アドバイスをもらえたり手伝ってもらえたりします。そんな経験を6ヶ月も重ねれば、もう独り立ちできるようになるでしょう。
いま独立開業を検討中なら、まず強みを「決め」、その知識・ノウハウを学べる「場所を探し」、「メンターを確保」して、「自分はできる」と周りに言い続けましょう。それだけで、独立・開業から速やかに事務所経営を軌道に乗せられます。
強みといっても、「顧客獲得しやすい強み」と「顧客獲得まで時間のかかる強み」があります。「顧客を獲得しやすい強み」とは、「経営者が今まさに困っていること・悩んでいることを解決できる強み」です。トップスリーは「資金繰り」「人(従業員)」「売上」です。
逆に「顧客を獲得するまで時間のかかる強み」とは、「まだ経営者自身が必要性に気づいていない専門性の高い強み」。「IT」「財務」「就業規則作成」などがそれに当たります。
士業・コンサルタントが独立後の好調なスタートダッシュを目指すなら、まず身につけておきたいのは「顧客を獲得しやすい強み」。上記に挙げたなかでも、いちばんニーズが高いのは「資金繰りの悩みを解決できるチカラ」です。
ご閲覧ありがとうございました!
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