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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、美容関連の業種がインストラクター養成講座を営む理由についてお伝えします。
一般的には、社員を雇用し給与を払いながら仕事を教えて育てていくのが会社の姿です。我々のような税理士業界もそんな感じですね。
その常識とは逆に、マツエクやネイルサロン等の美容関連の業種は、受講者から報酬を頂きながらマツエク等の施術の技術を教育する「インストラクター養成講座」を展開しています。さて、この講座(教室)型ビジネスを展開する事によるメリットは、収益の柱を増やす以外には、どのようなものがあるのでしょうか。
‘1、リクルーティング活動に活用できる
一番のメリットは何と言ってもこれでしょう。人手不足・採用難の美容業界において、リクルーティングコストを削減する事は非常に大きな効果があります。まず、教室を開き、受講生を集める事で、報酬を支払ってでも手に職を付けたい意識の高い人たちを集めます。
この時点で教室の受講料が収入の柱として、本業とは別に立ち上がりますし、覚えの良い受講生・センスのある受講生・向上心ややる気に満ち溢れている受講生に個別に声を掛けます「うちの会社で働きませんか?もし、就職してくれるなら受講料は全額お返しします」そんな具合にです。
採用コストを削減できることはもちろんのこと、その受講生の人となりや技術等も、教室内で分かったうえで入社してもらえるので、言わば試用期間が満了した状況での入社とすることができるのです。ミスマッチが減るのと、社員として雇用してしまうと、試用期間とは言え基本的には解雇できません。そういったリスクも、教室からの引き抜きであれば回避できるのです。無理そうな人はそもそも声を掛けなければいいだけですからね。
教室ビジネスを受講した後の入社なので、社員の育成コストも削減できますし、特に優秀の人材には、将来的な直営店の店長・FCのオーナーのキャリアを用意して、その社員も貴社もビジネスを発展させることができます。
‘2、新人教育を兼ねることができる
新入社員に社員教育をする際に、一人一人の社員が対応するのではなく、この講座(教室)に他の一般受講生と一緒に参加させます。それによって、教室ビジネスで収益を稼ぐことと、社員教育を同時に行うことができ、一石二鳥のメリットがあります。
講座(教室)型ビジネスは、美容業界では一般的ですが、他業種ではまだまだ実施例が少ないと感じます。保険営業や飲食業などBtoCでは特に活用しやすい気がしますので、必要であれば、あなたの会社にも取り入れていきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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