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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、利幅の低い仕事への向き合い方についてお伝えします。
昔からの顧客・高齢な顧客・何でもネットで相場を調べたがる顧客等の、あなたの会社も前期のような、利幅の低い顧客の仕事を抱えていると思います。このような案件については、どのように会社として向き合っていくのか、方針をしっかりと持っておきましょう。
例えば、無理に得利幅の低い案件を受注しなくても、下記のような選択肢もあるかもしれませんよ。
1、人を減らす又は増やさない
利幅の低い仕事を受注してしまう最たる原因が、社員を暇にさせないためです。社員お手が空いてしまう事を押されるがあまり、採算の取れないような仕事を受注してきて、見かけ上は現場が回っているので、順調に経営できているような気になってしまうのです。
そのような状況なのであれば、思い切って希望退職者を募集してみる・退職者が出ても新規の社員募集を行わない等の対策を講じるのも有効な手段です。そして、社員数を減らすと同時に、利幅の低い仕事や質の悪い顧客との取引を纏めてカットするのです。そうする事で、必然的に労働環境は改善され、残った社員の処遇は改善し、精神的な余裕も生まれてQOLも向上する事でしょう。
2、出勤日数や残業代を減らして固定費削減する
利幅の低い仕事や質の悪い顧客との取引を断ることで売上は減少しますが、その分営業時間や営業日数を短縮してみてはいかがでしょうか。即ち、短時間に質の高い仕事だけをこなせるように努力するのです。
その結果、社員も労働時間が短縮されて集中力も増し、業務効率がアップします。休みも増えれば、仕事へのモチベーション向上・心身両面でのコンディション向上にも資する事でしょう。
1・2の対策を講じる事で、売上高は減少しますが、仕事の生産性が向上し固定費も減るので、損益分岐点の売上高も下がります。つまり、会社の維持のために必要な仕事量が減少するという事です。可能であれば、既存客への値上げも同時に行いましょう。
職場環境も改善され、人の入れ替わりのコストやクレーム対応のコスト等の、余分な経費も減少していく事でしょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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