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「協業」という名の「営業」に注意

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、迷惑な営業の回避方法についてお伝えします。
異業種交流会・セミナー・各種集まりの懇親会等(以下、交流会)で名刺を交換すると、だいたいこのような人に遭遇します。それは、「御社と協業できるかもしれませんので、改めて話をさせて頂けませんか?」といって、近づいてくる方です。


こういった言動をする方には、大まかに3種類の人がいて、「本当に双方のために協業したい人」か「自分の商品やサービスを買わせたい。又は、自分の商品やサービスを購入してくれる客を紹介してほしい人」か「他人を利用して自分の利益を上げようとする詐欺師みたいな人。又は詐欺師」のいずれかです。この中で、「他人を利用して自分の利益を上げようとする詐欺師みたいな人。又は詐欺師」に遭遇するのは、ビジネス関係の交流会であればレアケースですが、MLM関係・投資関係・不動産関係・ネットビジネス関係では珍しくありません。


大半の交流会は、「本当に双方のために協業したい人」か「自分の商品やサービスを買わせたい。又は、自分の商品やサービスを購入してくれる客を紹介してほしい人」で構成されており、私が過去に参加した交流会だと6:4くらいの比率だったと思います。つまり、交流会で知り合った人10人と時間を作ってお会いしても、有意義な時間になるのは60%(6人)だけであり、残りの40%のアポイントは時間の無駄になってしまいます。


さて、「協業したい」と同じセリフを言う人の中で、どのように「本当に双方のために協業したい人」を見極めていけばよいのでしょうか?絶対的な答えはありませんが、近道は次のようなことを実行していく事です。
①双方のビジネス上のメリットを明確にしてからアポイントを入れる

アポイントの前に、双方のビジネス上のメリットなどを具体的かつ明確に、ライン・メールなどでやり取りをする。その際に「とりあえずご挨拶で~」や「一度会ってお話をさせて頂いてから~」みたいな事までしか話が進まないのであれば、自分の営業をすることが目的の可能性が高いです。


②ワンランク上の交流会に参加する

参加費3,000円の交流会などではなく、参加費数万円~数十万円の交流会はやはり参加者の質が違います。高度なノウハウを学べる、高額の講座を受講する事は、良質の人脈を構築できるメリットもあるのです。


③ビジネスで成功している人から紹介してもらう

個人的にはこれが一番おススメです。成功者の周りには成功者が集まってきます。ビジネスで結果を出しており、人間性の高い方からの紹介であれば、良質の人脈を構築できる事でしょう。ポイントは、単にビジネスで成功を納めているだけではなく、人間的に好きになれる人から紹介を依頼する事です。


協業したいと言うからせっかく時間を割いてアポイントを取ったのに、いざ会ってみたら一方的に営業されるケースは珍しくありません。最初は何回か引っかかってしまうかもしれませんが、徐々に見極め方・かわし方をマスターしていきましょう。 

ご閲覧ありがとうございました!

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