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こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、日本政策金融公庫の10年間返済不要の融資についてお伝えします。
融資は通常1年~20年くらいの返済期間で毎月返済していきます。
返済期間がもっと伸びたらいいのに・・と思うこともあると思います。
ところで、日本政策金融公庫には融資を受けてから10年間返済しなくてよい融資も存在するのです!
その融資制度とは、「挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)」です。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/57_t.html
この融資は5年1ヶ月~15年までの間の返済期間で、返済期限に一括返済することができます。
無担保・無保証で、借入金は融資の審査をする上で資本金とみなしてくれます。
ただし、この内容だけ見ると非常に優れている融資制度に見えますが、融資を受ける条件は非常に難しいようです。
まず、通常の日本政策金融公庫からの融資は支店内で決済することができるので、概ね1ヶ月~1ヶ月半で融資の申込から着金まで完了します。
その一方、資本性ローンでは本部の社員が来て厳密に審査が行われるため、少なくとも1ヶ月半以上は融資の審査期間が必要です。
また、融資の審査は厳密にかなり突っ込んだ質問までして審査します。
もともと、融資を受ける対象として意識している会社が画期的な新規ビジネスを始めるベンチャー企業なので、事業の新規性や数字が上がってくる根拠などを精査します。面接も通常の融資ですと1回ですが、この融資制度だと2回・3回と必要になります。
その結果、先方としても大変手間がかかるので申し込もうとすると嫌がられることもあります(苦笑)
借入の申込書は通常の借入金と一緒なので、審査の途中で通常の融資に切り替えてしまう方も多いそうです。
この融資に挑戦する場合は、自治体が認定している「経営革新計画」にも、合わせて挑戦してみてもよいかもしれません。
https://www.tokyo-cci.or.jp/soudan/kac/toha/
自他共に認める、革新的な商品・サービスを開発される予定でしたら、資本性ローンに挑戦してはいかがでしょうか。
ご閲覧ありがとうございました!
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