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交差比率での経営判断に加える要素

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、交差比率を経営の判断要素にする際の留意点についてお伝えします。

交差比率とは、棚卸資産の回転率(売れるスピード)と利幅を掛け合わせた経営指標です。主に、アパレル販売業や小売店等の、リテール(消費者向け)ビジネスで活用されます。この交差比率は有用な経営判断の要素になるのですが、一点判断要素として付け加えて頂きたいポイントがあります。

それは、交差比率の高い商品をより多く販売する事です。交差比率は、儲かりやすい商品はどれなのか判断できるのですが、その儲かりやすい商品がどのくらいの量販売できていて、どの程度利益獲得に貢献しているのかという実数を把握することができません。

つまり、交差比率が非常に高い商品でも、滅多に注文が無く頼まれた時だけ仕入れて利幅も高いので、利益に占めるシェアは殆どないが交差比率だけは非常に高いような現象が起きうるのです。

ここで必要な経営努力こそが、「交差比率の高い商品をより多く販売する事」なのです。仕入れた後に早く売れて利幅も高い商品、そんな花型商品を数多く販売する事が、あなたの会社を発展させてくれるのです。

ご閲覧ありがとうございました!

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