お電話でのお問い合わせ【24時間営業】03-5968-1034
会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、不動産オーナーの資金繰りと相続税の関係に関して記事を書きます。
新築物件を個人で建築した場合など、物件を購入しても毎月の収支(資金繰り)がマイナスになることがあります。
さて、毎月お金が出て行ってしまうということは、将来不動産オーナーに万が一のことがあった場合の相続税額が低くなっていくのかと思いきや、、逆に相続税が増えてしまっているケースもあるのです!
例えば下記の事例で、確認してみましょう。
個人で新築物件を購入、フルローンで資金を捻出毎年の賃料1,000万円経費300万円借入金返済額800万円
毎年の資金繰りは100万円のマイナスです。毎年の賃料1,000万円ー経費300万円ー借入金返済額800万円=△100万円
10年合計にすると、1,000万円のマイナスです。ここで、相続税が掛かる財産が1,000万円減少しているのかと思いきや、7,000万円も増加しています。
毎年の相続税が掛かる財産は、700万円ずつ増えます。10年で7,000万円です。毎年の賃料1,000万円ー経費300万円=700万円
ポイントになるのは、個人で借りている借入金の返済は、相続税の金額に影響を与えないということです。
相続税の観点から考えると、借入金の返済期間は長い方が良いのかもしれません。一般的な感覚からすると、毎月お金がなくなっていくのに、相続税が増え続けるのは納得できませんからね。
今回は物件を購入した後の、毎年のフロー(収支)の部分だけ解説しましたので、次回は物件を購入した瞬間のストック(財産額)への影響を書いていきます。
ご閲覧ありがとうございました!
☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆
①社長塾 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。 会社経営に関する情報収集にお役立てください。
②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり) 生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。
③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube
④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。 お気軽にご登録ください↓↓↓
【注意事項】
本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。
・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。
・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。 ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。