ブログ

経営者保証を外してもらうために必要な企業努力

会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、経営者保証を外してもらうために必要な企業努力についてお伝えします。

民間の金融機関で融資を受ける際には、経営者保証を要求される事が一般的です。もし、あなたの会社が経営者保証を外したいのであれば、下記の経営努力を行っていきましょう。

1、個人と法人でしっかり分ける

経営者の保証に関するガイドラインにて、経営者保証を解除できる要件(全部で3つ)の一つに、公私混同していないことが挙げられています。経営者保証の解除に限らず、長く会社経営を続けていく為にも、必要な事です。

2大幅に黒字にする

経営者の保証に関するガイドラインにて、経営者保証を解除できる要件の一つに、屈強な財務体質を築く事が挙げられています。確かな営業成績を毎期繰り返すことで、強固な財務体質構築につながります。

3自己資本比率を上げる

経営者の保証に関するガイドラインにて、経営者保証を解除できる要件の一つに、屈強な財務体質を築く事が挙げられています。自己資本比率は、先ず15%以上を目指しましょう。

4実現可能性の高い経営計画書を策定し活用する

優良企業へのロードマップを描きましょう。夢風呂敷を広げるよりも、実現可能性があること・現実的である事が重要です。

5月次決算を早期に行い迅速にPDCAサイクルを回す

早期に経営成績の振り返りを行い、現況の確認と改善を繰り返しましょう。また、経営者の保証に関するガイドラインにて、経営者保証を解除できる要件の一つに、適宜適切に自社の経営成績をディスクロジャー(開示)できる事が挙げられています。

6サポートしてくれる専門家と取引する

もし、自社で1-6を適正に実行できそうにないのであれば、専門家の力を借りましょう。

7保証解除に積極的な銀行と取引する

銀行のスタンスは全く違いますので、経営者保証の解除に積極的な金融機関と取引しましょう。先ずは、1行経営者保証の解除して、他行に横展開していく事が近道です。

なお、本質的に大切な事は、経営者保証解除ではなく、強い会社を作る事という点です。その結果、必然的に経営者保証など不要な会社になるでしょう。逆に、今優良企業でも、業績が悪くなれば、また経営者保証を求められてしまうのです。

ご閲覧ありがとうございました!

☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆

①社長塾                                                 弊社は定期的に士業等の中小企業支援者向けの勉強会等を主催しております。                                       ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。

②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり)                                                         生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。

ホームページサクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社 | サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。smc-zei.com

【注意事項】

本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。

・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。

・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。                                                                  ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。

関連記事

  1. 人件費を賄うための借入は一気に膨らむ
  2. 高額講座を受講すべきかどうかの判断基準
  3. 創業融資支援を切り口に契約を獲得している保険パーソンの事例
  4. 信用保証協会から経営者保証を免除してもらうには
  5. 信用格付けの重要性
  6. 企業の成長に伴う経営課題の変化
  7. 会社の内部留保を潤沢にするためには
  8. 中小企業診断士・行政書士が補助金の申請サポート業務への依存から脱…

最近の記事

PAGE TOP