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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、アフターコロナに向けた独立準備の方法についてお伝えします。
コロナウイルスの影響により、残念ながら職を追われてしまった方や、働き方・生き方について見直そうと考えている方もいらっしゃると思います。現在の経済情勢ですと、飲食店など主にBtoCのビジネスで起業するのはまだ躊躇してしまうかもしれません。
コロナウイルス収束後に独立開業をするためには、起業するビジネスを選ぶところから始めてみましょう。
ビジネスを選択するときは、前提としてこれから始めるビジネスを自分で心の底から好きになれることが必要になるでしょう。
起業した後は会社員時代のように仕事をすることを強要されることもなければ、発破をかけてくれる人もいません。自分からビジネスをやりたいと思えなければ、とてもモチベーションが続かないと思います。また、好きなビジネスが複数ある場合には、「成功しやすいタイプのビジネス」をスタートしてみましょう。
実際のところ、ビジネスモデルによって利益を上げてビジネスを続けていく難易度が変わっていきます。
利益が上がりやすい・事業を継続しやすいビジネスとは、いったいどのようなビジネスなのでしょうか?
1、初期投資が少ない
初期投資が多いビジネスは借入が必要になるケースが多いです。その結果、早急に売上が上がらないと設備資金の返済が追い付かず資金ショートを起こしてしまいます。メーカーを目指す場合は製品の利幅は高くなる傾向にありますが、初期投資が多くなるので精緻な販売計画の策定が重要になってくるでしょう。
初期投資を抑えるために、設備やマンパワーを必要な分だけ外注するファブレス経営も有効です。飲食店などの場合は、居ぬきや廃業予定のお店を買い取るなどして初期投資が抑えられるかもしれません。
2、利幅が高い
原価の高いビジネスはどうしてもジリ貧になりがちです。価格競争力・付加価値がなく、売上が落ちるとあっという間に赤字に転落してしまうからです。サービス業やIT関係の業種は売上=粗利益になりやすいので、比較的利益を上げやすい業種です。
3、リピートがある
新規顧客の獲得には血のにじむような努力とコストが必要です。伝統的なマーケティング理論でも、既存顧客に繰返し商品を購入して頂く方が集客コストが遥かに低いことは指摘されており、ショット型(単発)収入ではなくサブスクリプション・ストック型の収益の獲得が望まれます。
物販の場合は継続購入の仕組みど導入してみたり(プリンターのトナーなど)、飲食店の場合は会員証を作るなど継続的に来店して頂く仕組み作りや法人契約(会議用弁当の一括配送)等が有効になるでしょう。また、物販+不動産賃貸など複数のビジネスを組み合わせたり、同じジャンルの仕事の中でもストック型収入が見込めるビジネスを選択する方法もあります。例えば、同じ士業の中でも司法書士・行政書士より税理士・社会保険労務士の方がストック型収入を得やすいでしょう。
4、在庫を抱えない
在庫があるとどうしても資金繰りを圧迫してしまいます。在庫の有無を選べる状況であるならば、在庫を抱えないビジネスの方が、経営初心者向けです。IT関係の業種などが当てはまるでしょう。
5、参入障壁が高い
資格や特殊スキル等で容易に参入できない業界は競合が少なくなり集客力が高まります。また、参入障壁の高いビジネスをしていると社会的信用が高まる傾向にあります。
特殊加工品製造業・人気商品の専属代理店・医師・士業等が当てはまるでしょう。
6、固定費が少なく労働生産性が高い
固定費が比較的少なく、従業員1人あたりの稼ぎ出す粗利益が高いビジネスは利益が上がりやすいです。
例えば、弁護士・SEなどが該当するでしょう。
ビジネスの初心者は、可能な限り成功しやすいビジネスから始めてみてはいかがでしょうか。
ご閲覧ありがとうございました!
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