ブログ

中小企業診断士・行政書士が補助金の申請サポート業務への依存から脱却する道とは

会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、中小企業診断士・行政書士が補助金の申請サポート業務への依存から脱却する道についてお伝えします。

補助金がなくなってから新しいビジネスモデルをあわてて探すのではなく、まだ残っているうちに次の事業の軸を見つけておきたいもの。今後も安定的な事務所経営を行うため、今日は補助金申請サポート業務の「次」に目指す価値のある4つの道をご紹介しましょう。

1.融資サポート業務

(1)目指すメリット

●補助金申請サポート業務とのシナジーが働く(補助金のつなぎ融資等)

●より多くの資金を求めるために補助金を申請する事業者が多い(既存顧客のニーズが高い)

●金融機関とのパイプを築きやすい

●的確な融資サポートができる士業・コンサルタントは少なく、差別化が図りやすい

(2)必要な知識・ノウハウ

●金融機関に関する基礎知識

●金融機関交渉に必要な知識

●金融機関同行ノウハウ

●事業計画書作成ノウハウ

●創業融資サポートノウハウ

2.経営改善コンサルティング・事業再生コンサルティング業務(小規模企業特化型)

(1)目指すメリット

●コロナ融資に関するリスケ案件はかならず増える

●使える補助金がある

●一度契約すると長く継続して顧問料が発生する

●金融機関とのパイプが築ける

●同業の専門家がまだまだ少ない

(2)必要な知識・ノウハウ

●経営改善計画書作成ノウハウ

●経営改善計画策定支援補助金に関する知識

●金融機関に関する基礎知識

●金融機関交渉に必要な知識

●見込み先の見つけ方のノウハウ

3.創業融資サポート業務

(1)目指すメリット

●新設法人は毎年15万社以上、今後も増加する傾向(市場の成長性)

●国や地方自治体が創業支援を積極的に行っている

●夢を叶えたい人のお手伝いができる前向きな仕事

●サポートした創業者が顧問先になりやすい

●見込み客を獲得しやすい

(2)必要な知識・ノウハウ

●創業融資案件が獲得できる「集客方法」「営業方法」に関する知識

●日本政策金融公庫から創業融資を借りるためのノウハウ

●民間金融機関から創業融資を借りるためのノウハウ

●創業1年後の運転資金を借ることができる会社にするためのサポートノウハウ

●「相談者」が「見込み客」となり得るか、一瞬で目利きするノウハウ

●「サポート先」を顧問先にするための道筋のつくりかたの知識

4.M&Aコンサルティング業務

(1)目指すメリット

●「経営者が70歳以上」「後継者なし」「黒字」などM&Aが必要な中小企業は50万社以上(しかも今後さらに増える)

●事業のバトンタッチという大きな節目に立ち会う喜びを感じることができる

●仕事の幅が広がる

●同業の専門家がまだまだ少ない

●スモールM&A実務を担える専門家を求める金融機関が増えている

(2)必要な知識・ノウハウ

●現在の中小M&A市場の動向に関する知識

●デューデリジェンスに関する基礎知識

●中小M&Aサポートに必要な基礎知識

●企業の値付けポイントに関する知識

●中小M&A実務に関するノウハウ

●見込み客獲得に関するノウハウ

5.新しい知識・スキル・ノウハウを身につける4つの方法

いずれの業務も「将来有望」かつ「人の役に立っている実感」に満ちています。新しく目指す価値のある業務といえるでしょう。しかし独立開業してしまうと目の前のことで手一杯になったり、

また日々の仕事がうまく回っていればいるほど多忙になって、新しい分野に注目したり知らなかった知識を身につける時間の確保がおっくうになりがちです。

補助金申請サポート専門家のひとりごと:「今はいいけれど、この先も補助金サポート業務に頼っていけるのかな…」忙しい仕事の合間に、ふと不安になる瞬間があるなら、今こそ行動を起こしませんか。

新しい知識やノウハウを身につけるには、以下の4つの方法があります。

1.セミナーや集中講座への参加

2.書籍で学習

3.動画・DVDで学習

4.エキスパートに弟子入り

どれがベストかは、状況によります。次でお話ししましょう。

6.自分の状況にあわせた学び方を選ぼう

スピード優先なら、「1.身につけたい業務に関連するセミナーや講座に参加する」が最善。一方コストを抑えるなら、「2.書籍」「3.動画・DVD」での学習です。しかし入手できる情報が最新とは限りませんので、教材の選定が肝要。またモチベーションを保つ工夫も必要でしょう。

また「この業務でいく」と決意し、信頼できる相手をすでに見つけているなら「4.エキスパートへの弟子入り」をおすすめします。なぜなら知識のみならず、経験も培えるからです。

これは上記3点にはないメリットで、たいへん貴重です。

ご閲覧ありがとうございました!

☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆

①社長塾                                                 弊社は定期的に士業等の中小企業支援者向けの勉強会等を主催しております。                                       ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。

②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり)                                                         生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。

ホームページサクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社 | サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。smc-zei.com

【注意事項】

本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。

・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。

・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。                                                                  ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。

関連記事

  1. 固定費の削減も顧客の視点を忘れずに
  2. 融資コンサルタントが成功報酬を融資額の5%以下を目安にするのは何…
  3. 貸借対照表のスリム化って意味あるの?
  4. 小規模な建設業経営で留意すべき点
  5. 防御壁を作って既存客の流出を防ごう
  6. 好調な時でも事業規模はコンパクトに
  7. BSとPLの両面から自己資本を強化
  8. 会社の未来のために投資できる金額はいくらでしょう

最近の記事

PAGE TOP