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事務所はキレイですか

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、会社経営のヒントについてお伝えします。

どんぶり勘定で会社の決算書はメチャクチャ。ずっと昔から、ズボラな会計事務所に依頼していたこともあって、自分の会社なのに自社の数字のことが全く分かっていない。いくら納税しているのかも記憶が曖昧だし、ましてやその納税金額が正しいのかなんて分からない。

営業も勘で価格を提示して、仕入値も勘でできるだけ安くしてくれと交渉する。1年終わってみないと、利益が出ているのかどうかなんて分からない。実は、日本の中小企業にはこういった経営になってしまっている会社がたくさんあります。

こういった会社の社長は、本業の技術を極めることや営業して売上を上げることには興味があるのですが、とにかく数字が苦手でできる限り数字を避けて経営したいと考えています。これでは継続的に会社経営をしていくことは難しいでしょう。

現在の70代・80代の経営者が若かった頃は、日本経済も右肩上がりに拡大していて、勘に頼って経営していても会社がどんどん成長していったのかもしれません。今はどうでしょう?成長するどころかコロナのせいもあり、日本経済はマイナス成長です。

今の企業は、数字を味方につけて考える経営をしていかなければ生き残れないのです。

そして、数字に弱い社長が経営している会社の特徴として、「事務所が汚い」という事が挙げられます。散らかっているのは決算書の中だけではなく、書類の山・私物の山・文房具の山など事務所も非常に散らかっているケースが多いのです。また、きちんと掃除をしていないのでトイレも汚い事が多いです。

数字に強く、考えた経営をして会社を伸ばしていきたいのであれば、先ずはきちんと数字の指導をしてくれる会計事務所を選びましょう。

お恥ずかしい話ですが、税理士は全員が全員真面目ではありません。税理士だって人間です、中にはいい加減な人・ズボラな人もいます。また、無資格の職員に現場の仕事を丸投げしていて、その職員がズボラなケースも多いです。

会計事務所への記帳の丸投げも止めましょう。自社で数字を入力しないと経営数値が分かるのが遅くなりますし、数字のことが他人ごとになってしまいます。自分で使った経費を自分で集計すれば、いかに出費が多いのか・無駄が多いのかよく分かるでしょう。

次に、会計の整備と並行しながら、事務所を綺麗に整理整頓しましょう。

いつになっても読まない書籍、数年前のカタログ、DMや広告・チラシ、昔納品した仕事のエビデンス・・色々あると思いますが、捨てて問題ないものはとにかく捨てることを意識しましょう。どうしても捨てるのが不安であれば、PDFにしてデータで保存しましょう。

社長が決意をしてから1年2年と経過して、良い会計事務所と一緒に正確な決算書が作れるようになり、事務所もきれいになればきっと経営は変わりますよ。もともと売上をきちんと上げられていた会社であれば、数字を考えながら経営するだけで劇的に利益が出る会社に変身することも珍しくありません。

決算書と事務所の整理整頓は成功のもとです。

ご閲覧ありがとうございました!

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