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卵は一つのかごに盛らない

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、不確実性が多い時代のビジネスについてお伝えします。

ここ15年くらいの間に、実に色々なことがありました。
リーマンショック・東日本大震災・コロナショックと、100年に一度と言われるようなパンデミック・大恐慌が立て続けに起こっています。

また、技術革新のスピードは実感として着実に早くなっている気がします。高度な情報社会・国際社会化の影響などで、これまで5年間で変化したものが4年・3年・・と短いスパンで大きく変わるようになりました。コロナ過が一気に時間を進めた影響もあるでしょう。

今後も大きな天災等が発生することが予想されますし、変化のスピードはますます速くなっていくと思われます。こういった不確定な時代に、今一度我々ビジネスパーソンが認識しておく必要があると感じるのが、先人から学ぶことです。

激動の時代を生き抜いてきた、先人達が何を考え、どのように行動したか。現在のように、不確定要素の多い今だからこそ今一度っ振り返ってみてはいかがでしょうか。先人達の教えの中にヒントがあるかもしれません。

先人の教えの中に、使い古された言葉ですが「卵は一つのかごに盛るな」という格言があります。ビジネスをするなら一つの事業・一つの業種、投資をするなら一つの種類・一つの会社等に絞るのは非常に危ないのです。今までの常識であれば固いと考えられていたビジネス・運用対象が、経済環境の変化によってもろくも崩れ去ります。

最近ですと、民泊やオフィスビルへの投資が儲かると様々なプレイヤーが参戦していきましたが、現在は如何でしょうか?外国人の観光客は皆無、オフィスビルは先行き不透明です。

もちろん、これは結果論の話かつ今現在です。もしかしたら、コロナショックの収束後に爆発的な海外旅行ブームで世界中で湧きあがり、観光地の賃貸需要が激増するかもしれません。新興国が経済成長をして東京に次々と支店を設置し、オフィスビルの価格が高騰するかもしれません。要するに、先のことが読めない・不確定要素の非常に強い時代に変わっているのだと認識したうえで、ビジネス・投資をすることが肝要なのです。

未来が分からない以上、少しでもリスクを減らして発展していくために必要なのは「賢く分散する事」です。間違っても、中途半端ではマズいです。また、そもそも1つのビジネスすら成り立っていないのにあれもこれも手を出すのは愚の骨頂です。まずは、1つの収入の柱を作りながら、関連ビジネス→株式投資→不動産投資・・と親和性の高い事業へ横展開をして行きましょう。

既存ビジネスの熟練度と多角化のスピードとの調和は、人や事業内容によって最適解が変わります。これからは一つの事だけを追求する時代ではないと感じます、変化を恐れず、楽しく経済活動をしていきましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

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