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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、固定費の高いビジネスが高収益のワケをお伝えします。
様々なビジネスがありますが、大きなくくりの一つとして、固定費が多くかかるビジネスと掛からないビジネスがあるでしょう。ここでいう固定費とは、初期投資も含みます。
この固定費が高いビジネスは、そうでないビジネスと比較すると、利幅が高く高収益の傾向があります。その理由は何でしょうか?
1、そもそもランニングコストや初期投資が高いので、高収益でないと経営できない
例えば、弊社のような埼玉の郊外に事務所のあるスモールスケールの税理士事務所と、東京都心のビル1フロアを事務所にしており、高給取りの社員を多数抱えている税理士法人では全く固定費が異なります。
故に、高額な固定費を賄うためには、必然的に単価を高く設定せざるを得ないのです。商売相手も選ばなければならない事は言わずもがなです、医者・資産家・上場企業・国際展開しているグローバル企業の日本支社・・こんな感じでしょうか。つまり、お金持ち&一定規模以上のビジネスを行っていることが、お客様を選ぶ前提になっているのです。
我々は、近隣にある年商1億円未満の中小企業のみしか関与しませんので、上記の税理士法人とは対極的な仕事をしている結果になっています。ある意味、棲み分けができているという事ですね。
ホテルなどもそうでしょう、1泊5,000円で宿泊できるビジネスホテルと、1泊50,000円のホテルでは、豪華絢爛な内装費や一流の料理人等の人件費・送迎に使う高給車両等の固定費が全く異なります。客層が違うのは、前者の例と同じです。
2、内製化率が高くなる
Appleのようなファブレスメーカーは、製造工場を自社で保有しないので、固定費が安くなります。しかし、鴻海等の製造委託先に多額の外注費を支払う事になるので、多くの変動費が発生します。
逆に、自社製品を内製化している会社はどうでしょうか。仕事を殆ど外注せず、自社生産を行っていれば、変動費は材料費+αで済むことでしょう。但し、工場などの初期投資が多額に発生し、人件費等の固定費も嵩みますので、固定費が多額に発生します。
固定費の多寡によって、ビジネスモデルを変化させる必要がある。又は、必然的に変化していく結果となるのです。
ご閲覧ありがとうございました!
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