お電話でのお問い合わせ【24時間営業】03-5968-1034
会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
今回は、業界の常識を利用してビジネスを展開する方法についてお伝えします。
どの業界にも、業界の暗黙のルールや旧態依然とした常識があります。
たとえば、税理士業界だと今でも丁稚奉公のような制度が残っており、薄給激務で親方税理士にコキ使われながら、「見て覚えろ」のようなことを言われてロクに社員教育を受けられません(優良企業の事務所もありますが)。それで、このような環境で育った税理士は、今度は上の立場になると後輩に同じことをやりかえすスパイラルに陥っていきます。
とりあえず、自分の業界で当たり前にやっている事をできるだけたくさんピックアップしていきましょう。
税理士業界だと、下記のようなところでしょうか。
①月額1~2万円くらいしか報酬のもらえない記帳代行・税務申告のような、作業の代行ばかりしている。
②職員がたくさんいる事務所や、立地のいい事務所、社歴が長い事務所こそが良い事務所だという風潮がある
③離職率が非常に高く、毎年毎年採用コストを掛けている
④他人に興味のない職員が多い
⑤担当者ばかりに客先へ行かせる
⑥訪問は月1回という暗黙のルールがある
⑦職員が作業する前提なので、TKCのような画一的パッケージサービスを導入している
⑧顧問契約に加えてスポットで決算・確定申告などを受けている
⑨様々な作業の代行で細かくオプション料金をもらっている
他にもいろいろ・・
別に①~⑨はルールでも決まりでもありません。先人たちが作り上げてきた、文化のようなものです。
つまり、「守る必要や従う必要などありません」。また、これが当たり前と思っている同業者が多いため、別の切り口からビジネスを展開するだけで付加価値になります。
たとえば、下記のような切り口ではどうでしょう。
①月額1~2万円くらいしか報酬のもらえない記帳代行・税務申告のような、作業の代行ばかりしている。
→月額5万円以上の経営相談・財務支援を中心にサービス提供する。
②職員がたくさんいる事務所や、立地のいい事務所、社歴が長い事務所こそが良い事務所だという風潮がある
→事務所も職員も社歴も要らない。身軽に動ける。
③離職率が非常に高く、毎年毎年採用コストを掛けている
→人を大切にする会社にする。又はそもそも人を入れない。
④他人に興味のない職員が多い
→興味を持てるような、好きになれる人としか仕事をしない。
⑤担当者ばかりに客先へ行かせる
→内勤専門のスタッフを入れる。又はそもそも人を入れない。
⑥訪問は月1回という暗黙のルールがある
→先方が必要とすれば、5回でも6回でも行く。必要なければいかない。
⑦職員が作業する前提なので、TKCのような画一的パッケージサービスを導入している
→税理士自らが、顧客ごとにオリジナルの経営判断資料を作成する。
⑧顧問契約に加えてスポットで決算・確定申告などを受けている
→顧問契約しか受けない、一見さん御断りの事務所にする。
⑨様々な作業の代行で細かくオプション料金をもらっている
→顧問料以外はよっぽど業務が発生しない限り頂かない。そのかわり、顧問料をやや高めに設定しておく。
業界の常識は新しいビジネスを生み出すために、最適な土壌です。
業界の常識をヒントに、顧客の期待にそえるようなビジネスを展開していきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆
①社長塾 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。 会社経営に関する情報収集にお役立てください。
②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり) 生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。
③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube
④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。 お気軽にご登録ください↓↓↓
【注意事項】
本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。
・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。
・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。 ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。