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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、士業と付き合っていく際の注意点についてお伝えします。
税理士や社労士等の士業の事務所は、世間一般からすると分かりにくい業種であると言えるので、その実態がよく分からない部分もあると思います。特に税理士と顧問契約している会社は多いと思いますが、税理士滅多矢鱈と変えることは無いでしょうし、他の税理士と比べてみる等の相対的な判断ができない事でしょう。
そんな士業と付き合っていく際は、少なくとも2つの事を意識してみてください。
1つ目は、一般企業と同じく、士業の事務所にも経営方針があるという事です。拡大志向なのか、現状維持の思考なのか。少数精鋭を目指しているのか、大所帯の企業になりたいと思っているのか。このあたりの考え方はあなたの会社と同じです。
その結果、拡大志向の事務所に対して、それほど大きく成長する意思のない会社はミスマッチかもしれません。今後の成長見込みの低い、重視しない顧問先とみなされてしまい事もありますので。
逆に拡大志向や向上心のない士業事務所と、会社を大きく成長させていきたい企業も相性が悪いでしょう。双方で、会社経営に対する熱量の差・意識の差・温度差が出てきてしまいますからね。
2つ目は、士業の事務所内では、意識的ないしは無意識的にも顧問先はランク付けされているという点です。重視すべき上客と判断されていれば、誠心誠意対応してくださるでしょうし、その逆もまたしかりです。
このランク付けは報酬等の取引条件や、納税意識等の経営者の倫理性・士業の先生と社長の相性や社長の成長意欲等を総合勘案して決定されます。もし、士業事務所から見た、あなたの会社のランク付けが低いと、対応が著しく遅い・担当者がコロコロ変わる(しかも新人等の年次の浅い社員を当てられる事が多い)・代表の先生が来ない等の対応をされる可能性が高いことでしょう。
場合によっては、顧問の士業を変更するのも一つの手段です。寧ろ、士業事務所側からも、社長がそう切り出してくれることを内心期待しているのかもしれません。
士業とうまく付き合いながら、会社を発展させていきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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