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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
今回は、大企業OBの力を借りる際の注意点についてお伝えします。
昨今、大企業が大幅な人員削減を行っています。
40代以上の社員に早期退職を勧奨したり、取引先企業等への片道切符である出向で、実質的に組織を追われてしまうケースもあります。
また、現在の60代・70代はまだまだ若く経験も豊富であり、老後の生活への不安も相まって定年後も就業したいと希望される方も増えてきました。
そこで、近年では様々なビジネスマッチングサービスが登場しており、顧●名鑑やビ●スクなど、一定の知見のある方を紹介して頂いて様々な経営支援を受けられるようなサービスも登場しています。他にも、大企業等を退社した後に経営コンサルタント等の職業で独立する方も増えており、勤め人以外の様々な働き方が広がってきています。
この主に大企業出身の人材を顧問・アドバイザーはたまた社員として自社に迎える場合には、いくつか注意点があります。
お互いにミスマッチにならないためにも留意点を精査しておきましょう。
1、出身企業の凄さ=OBの優秀さではない
例えばト●タ出身者が必ずしも優秀とは限らないでしょう。ト●タは日本を代表する一流企業ですが、それはト●タの築き上げた有形無形の財産と多大な利益に貢献しているエース社員が凄い・優秀なのであって、勤務している人全員が必ずしもそうとは限らないでしょう。大企業にお勤めだった経験のある方であれば分かると思います。
当然優秀な人もたくさんいらっしゃるのでしょうが、優秀な人はそもそもマッチングサービスなどを利用されるのでしょうか?
業界で名の通っている優秀な人財は、必然的に多数の同業他社や周辺業種が欲しがります。様々な会社からスカウティングが来たり、ご自身で独立した後もやり切れないくらい仕事が舞い込んでくるのではないでしょうか・・
特に異業種交流会やビジネスマッチングサービスで仕事を探している人は要注意です、繰り返しになりますが「大企業の凄さ=OBの優秀さ」ではありません。
2、大企業経営で活かせる事=中小企業で活かせるとは限らない
大企業は資本力がありますし、絶大なブランドもあります。取引先も大企業ののれんを見てヘコヘコしてきたり、金融機関等の利害関係者からも一目置かれる事でしょう。
中小企業はどうですか?
通常は誰も聞いたことが無い小さな会社、営業に行けば無下にされ・イビられ・罵られ、相手にしてもらえないケースなんてザラにあります。また、狡猾な人間がすり寄ってくることや元請から責任を押し付けられるようなことも日常茶飯事です。
人材だって一般的に大企業とは雲泥の差でしょう。日本の場合は特に、大企業に行けなかったから中小企業に就職する傾向にあるのです。
さて、大企業出身の方が、仮に大企業時代に優秀な成績を収めていたとしても、中小企業でも結果が出るかは未知数です。
大企業ののれんがあって・優秀な人財がいて・至れり尽くせりの環境があったうえで成績を残せていたのです。無いない尽くしの中小企業で果たして結果が残せるのでしょうか?試用期間等を設けて、ミスマッチになることを防ぎましょう。
ビジネスマッチングサービス等でも、時々超優秀な大企業OBと面識を持てるケースもあるようです。
重要なのは、大企業出身だから大丈夫などとは思いこまない事です。
ご閲覧ありがとうございました!
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