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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、大規模企業における業界潰しの脅威についてお伝えします。
大規模な体力のある企業は、時に競合他社となりうる同業者を排除するために、横暴な営業戦略を執ってくることがあります。例えば、中小企業では真似できないような低単価で仕事の受注を纏めて行い、従来は中小企業に依頼していた仕事を根こそぎ掻っ攫っていこうとするのです。
そして、体力のない中小企業の売上を減少させることによって、競業他者を倒産に追い込みます。競業になりうる会社が潰れ、ライバルがいなくなるのを見計らって、今まで低単価で受注してきた仕事を一気に値上げしてきます。
これは、大企業による中小企業に対する暴力です。状況いかんによっては独占禁止法に抵触する可能性もあるのではないでしょうか。このような大規模企業の横暴なる営業戦略に対抗するためには、自社の独自の強みを見額に限ります。つまり、価格だけではなく、「なぜあなたの会社に依頼しなければならないのか?」という、自社の絶対的な強みを磨き上げる事が、企業存続に必要不可欠の要素になってくるのです。
「奈良の鹿」という言葉があります。あなたの会社「なら」依頼したい。あなたの会社「しか」依頼できない。こういった、絶対的な強みを死ぬほど努力をして磨き上げること。中小企業経営を長く継続させるためには、結局はこういった地道な努力を続けることが、王道的な手段なのかもしれません。
価格競争に巻き込まれないために、自社の強みを磨き上げていきましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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