お電話でのお問い合わせ【24時間営業】03-5968-1034
会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、業績如何で複数行取引を行うことに対する金融機関の反応が変化する現象についてお伝えします。
昨今のように、一寸先も読めないような社会情勢では、銀行取引においても金融機関一行だけと取引する事は不安です。そのため、複数行取引金融機関を開拓したいと思案する企業も多くおられます。
ところで、メインバンクがある状態で、取引金融機関を増やすと相手にメインバンクに悪いのではないか?と、既存の取引金融機関との関係を気にされる社長もいらっしゃいます。
ところで、複数行取引を開始した場合の、既存取引金融機関の反応は、会社の業績によって異なることが侭あるのです。
最初に、「業績が良い会社」の場合。既存の取引金融機関は余り良い反応をしてくれない場合が多いです。何故なら、業績の良い取引先は優良顧客であるからです。
きっと、既存の取引金融機関は、優良取引先に「もっと融資を出したい」「もっと金融商品を買って欲しい」と思っていらっしゃることでしょう。
そんな中で、優良顧客を取られるかもしれない他行との取引が始まれば、あまり面白くはないですよね、相手の立場に立ってみれば分かるような気がします。
次に、「業績が悪い会社」の場合。逆に他行と取引を始めてもらえると、既存の取引金融機関も助かる場合が多くあります。言わずもがなですが、業績が悪い状態では融資を出せるか分かりません。でも、取引先からすれば業績が悪いので、絶えず資金需要があります。メインバンクからしてみれば、業績が悪い取引先から「御行しか頼れません。融資をしてくれなければうちは倒産します。」と過剰な期待を掛けられてしまっては困るのです。
そんな時に、取引金融機関を増やしてくれれば、「うちは無理ですが向こうの銀行に相談してください」と、一行だけに過剰な期待を抱かれずに済みます。
当然ながら担当者や金融機関によって反応はまちまちですが、業績如何によって取引金融機関を増やした場合の反応が変化する傾向はあるようです。
ご閲覧ありがとうございました!
☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆
①社長塾 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。 会社経営に関する情報収集にお役立てください。
②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり) 生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。
③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube
④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。 お気軽にご登録ください↓↓↓
【注意事項】
本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。
・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。
・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。 ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。