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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、食い逃げとつまみ食いを防ぐ方法についてお伝えします。
前も同じようなことを書いた記憶がありますが、今も昔も被害相談が後を絶たないので改めて書いておきます。
サービスを提供するとき・商品を販売するときに、必ず下記のように困った顧客が出てきます。
1、食い逃げしようとする顧客
つまり商品をもらった・サービスの提供を受けたにも関わらず、何かしらクレームを付けてきたり、資金繰りだの売掛金の回収ができないだの業績が悪いだのと色々と理由を付けて、とにかく報酬を払いません。
このいった方は、あなたへの報酬は払わなくても、自分の交際費や娯楽費は遠慮なく使う傾向にあります。
また、契約の途中であったり、パッケージで次のサービスに進んでもらう場合も遠慮なく契約を反故にします。
2、つまみ食いする顧客
ここまでは無料ですよね?や、無料でどこまでできますか?を連呼して、とにかく報酬を払わないでサービスを受けようとする人もいます。
日本人は無形の情報などに報酬を払うという感覚が薄く、士業やコンサルの方だとかなり対応に苦慮しているのではないでしょうか。
さてさて、どの業種業界にも出現する困った顧客の対応ですが、対策は下記の3つが王道です。
①必ず返金なしの着手金払いをしてもらい、入金があってから業務スタートする
目先の売上を追い求めず徹底しましょう。
業務が半分以上進んでいるのに、悪気もなく平気で「やっぱりいいです。辞めます」という人はいます。
そもそも、大して依頼する気がないのであれば着手金を振込んでくることはありません。
②契約書で支払期限・支払期限が守られなかった場合の免責条項・解約条項をしっかり規定しておく
支払期限までに報酬を頂けない場合は、催告したうえで解約します。
その際に、クレームというか因縁を付けられることも多いものですので、きちんと解約・免責に関する条項も整備しておきましょう。
③仕事を依頼する前提として事前課題を出す
こちらも有効な対策です。そもそも、たいして仕事を依頼する気がなければ面倒なので出してきません。
手っ取り早く、ただ食い・つまみ食いできる業者を求めて去っていきます。
会社経営をするにあたって、性善説で営業するのは危険です。常に隙のない、弱みを見せないビジネスを心がけて行きましょう。
ご閲覧ありがとうございました!
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