ブログ

2回目のコロナ融資を受けたい

会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、2回目のコロナ融資を受ける際のポイントについてお伝えします。

コロナ融資を無事に受けることができ、ひと息ついた今だからしておくべきことがあります。それは、「2回目の融資への備え」です。なぜなら2回目に借りるコロナ融資は、審査が厳しくなる可能性があるからです。

ちなみに6月12日に2020年度第2次補正予算が成立したので、コロナ融資枠(無担保・実質無利子の枠)は3,000万円→4,000万円に広がりました。この枠内で追加融資を…と考える事業者も多いことでしょう。

1.2回目の融資が必要になる可能性がある

初回のコロナ融資、多くの企業は「月商の3ヶ月分~6ヶ月分」程度の金額を借りています。資金の供給元である国がコロナの影響が長引く想定をしていなかったため、「融資額は月商の3ヶ月程度」という指導をしていたためです。

日が経つにつれ「影響は3ヶ月ではおさまらない」見込みに変化し、直近では3ヶ月以上の金額も融資するようになりました。

とはいえ今の社会の状況を見ていると、以前のような経済状態に戻るのにまだまだ時間がかかりそうです。そうなると最初に借りた金額では足りなくなり、2回目の融資が必要になるでしょう。

2.2回目のコロナ融資は、審査が厳しくなる可能性がある

最初のコロナ融資は、「とにかく今、資金繰りに困っている企業に対して迅速な資金供給を行う」ことが最重要だったため、金融機関の審査はスピード優先。細かい内容まで見ることができませんでした。通常なら断られるような財務内容でも、「コロナの影響で」と言えば審査が通る事例が多々ありました。

しかし、2回目の融資となると状況は変わってきます。2回目に申請する企業数が減少したり、また申請時期も初回よりバラついたりするでしょう。公庫も、またセーフティネット保証4号を取り扱う信用保証協会や民間金融機関も、より細かく審査をするようになります。

ただでさえ1回目のコロナ融資で、事業者の借入金は増えています。さらに2回目の増加分を含めた借入額を、今後きちんと返済できるかどうかが金融機関のいちばんの懸念。チェックポイントは、「必要資金額」と「返済可能性」の2つです。

(1)「必要資金額」に疑問符がつくと、減額される

申請内容を細かく分析した結果、「これだけの資金が必要とは考えられない」と金融機関に判断されると、申請した融資金額が減額されます。

(2)「返済可能性」を疑われると、否決されることも

「今後の計画」も厳しい目で審査するため、「この計画では返済できない」と判断されると、融資申請そのものが「否決」されることも十分あり得ます。

3.準備1:2回目のコロナ融資を成功させるために、2つの書類を整えよう

審査が厳しくなる2回目の融資を成功させるために、今のうちに「資金繰り表」と「事業計画書」を作成しておきましょう。

(1)「資金繰り表」で、必要資金額を主張

資金繰り表がない状態で金融機関が審査した場合、金融機関が一存で判断するため、どうしても融資金額は厳しめになってしまいます。しかし資金繰り表を作成することで、必要な資金を金融機関に具体的に把握してもらうことができます。

つまり、金額について金融機関が「これは多すぎる」などと恣意的に判断するのを防げるのです。

(2)「事業計画書」で、返済可能性に裏付けを

金融機関に「事業計画書」を提出する企業はほとんどなく、たいてい口頭での説明で終わります。しかし口頭で今後の計画を説明すると、「そんなに都合よく状況が好転するはずがない」と金融機関は否定的に解釈しがちです。

一方、事業計画書を提出し、「計画を実現できる根拠」を示すことで、「この計画なら実現される可能性が高いだろう。新しい借入も含めた返済も大丈夫だな」と判断してもらえるため、融資が可決になる可能性が高まります。

また通常は口頭で済まされがちな今後の計画を、事業計画書に起こして提出することで「事前に計画したうえで事業を行っている=行き当たりばったり体質ではない」「折り目正しく、手続きに手を抜かない」「今回の融資に真剣」といった好印象を持ってもらえる、大きな余録もついてきます。

「印象」、これが意外とばかにならないんです。ただし計画書の内容が夢物語でなければ、です。

4.準備2:懇意にしている金融機関を持つ

もう一つ必要なことは、「懇意にしている金融機関を持っておくこと」です。

今回のコロナショック時にあってさえ、懇意にしている金融機関を持っている企業は、金融機関からのアドバイスや情報提供もあり、比較的早期に融資を受けることができました。

一方、懇意にしている金融機関を持っていなかった企業は、「どのような融資制度」があり、「どこに申し込めばいいのか」や「どんな書類を準備すればよいのか」がわからず、申し込みが後手になった結果、融資のタイミングが遅くなる事態になってしまいました。

日ごろから懇意にしている金融機関なら、親身になってサポートしてくれます。今回、新しく民間金融機関で融資してもらえたのであれば、その金融機関と密にコミュニケーションをとることで、関係を深めていきましょう。密なコミュニケーションとは、できる限りその金融機関を訪問し、担当者や貸付担当役席(支店の融資の責任者)、支店長に挨拶することです。

●税金の納付に来たので

●記帳に来たので

●消費税の積立預金を払いに来たので

●近くに来たので

…といった理由でちょくちょく支店を訪問し、窓口職員にお願いして担当者や融資責任者、また支店長を呼んでもらいましょう。不在ではなく、また毎月5・10日、月末などの多忙時でなければ、窓口まで来てくれるでしょう。

店頭では、直近の事業の様子、主要な数字などを、ほんの数分、立ち話するだけで構いません。焦らず、少しずつ仲良くなっていけばいいのです。「金融機関と企業」というより、結局は「人と人」の関係性だと考えると、固くなることなく自然に振る舞えるでしょう。

ご閲覧ありがとうございました!

☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆

①社長塾                                                 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。                                       会社経営に関する情報収集にお役立てください。

②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり)                                                         生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。

③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube

④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。                 お気軽にご登録ください↓↓↓

ホームページサクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社 | サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。smc-zei.com

【注意事項】

本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。

・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。

・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。                                                                  ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。

関連記事

  1. 連帯保証のない融資を早めに受けるには
  2. コロナ融資はメインバンク変更のチャンス②
  3. 役員貸付金の解消方法②
  4. 借入金の返済期間は何年がいいの?
  5. 借入をした後はどうすればいいの?
  6. 信用保証協会と付き合うのも実績が大事
  7. 無償で法人の借金の連帯保証人になりたくないんだけど・・
  8. もしもの時の資金調達をするためには何をしておくべきなのか

最近の記事

  1. 結束
  2. 結束
PAGE TOP