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資格や一般的な職業を名乗るメリデメ

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こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

今回は、資格や一般的な職業を名乗るメリット・デメリットについてお伝えします。

この記事をあなたは、ビジネスでご自身のことを会社名以外で何と名乗っていますか?

弁護士・税理士のような資格を持っていたら、「弁護士の〇〇です」「税理士の〇〇です」と名乗ることが多いと思いますし、一般的な職業名で、「川越建設の〇〇です」とか「リフォーム屋をしております〇〇です」と名乗るケースが多いでしょう。

このように大衆が誰でもわかるような、資格・職業で自己紹介する事のメリットは、どんな仕事をしてる人なのか直ぐに分かってもらえることです。変に怪しまれないで済みますし、自分の提供している商材もすぐに分かってもらえます。一方デメリットとしては、ご自身で名乗った資格・職業の相場感で、報酬を考えられてしまう事です。

たとえば、「弁護士さんに遺言の作成をお願いするなら相場はいくらかな~」とか、「水まわりのリフォームをしたいんだけど、どれくらいでやってもらえるのかな~」と思ったら、すぐにスマホで相場観を検索できます。よって、スマホで出てきた一般的な相場観からかけ離れた金額で受注することは難しくなります。どうしても、「弁護士」「税理士」「リフォーム屋さん」の水準で相場を見られてしまいますので。

この話は、「〇〇法律事務所」や「〇〇工務店」など、明らかにどんな仕事をしているのか分かる会社名を付けている場合でも、同様の事がいえます。

その一方で、珍しい肩書や独自の肩書を付けた場合はいかがでしょうか?最近聞いたものですと、「キャッシュフローコーチ」や「経営心理士」のような肩書があります。この肩書だけ聞いたら、なんとなくイメージは出来そうでも、結局どんな仕事をしてくれるのか分からないと思います。なので、メリットは同じ職業の相場観で見られなくなるという点があります。この記事をご覧のあなたも、税理士に払う報酬はどれくらいの相場なのか分かっても、「キャッシュフローコーチ」にいくら報酬を払うのか分かりませんよね?

デメリットは、一見何の仕事をしているのか分からない点・失礼かもしれませんが胡散臭いと感じられてしまう点等があります。

仕事を受注できる確率は、前者の資格名や一般的な職業名を名乗る方が高いと思います。何屋さんなのか明確ですし、相場観も分かるからです。その代わり、相場観とかけ離れた高額の報酬を頂く事は難しくなります。正直なところ技量があまりなくても、仕事が受注出来てしまう可能性も高くなるでしょう。

後者のオリジナルの肩書で名乗るケースは、どうしてもお客様に警戒されてしまうので受注確率は高くないと思います。しかし、相場観というものが無いので、受注できれば高額の報酬を頂く事も夢ではありません。ご自身に、それ相応の力がある事が前提になります。

一度ご自身が何屋さんであるのか、見つめ直しても良いかもしれませんね。

ご閲覧ありがとうございました!

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