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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®
こんにちは!
経営コンサルタント・税理士の森です。
本日は、新たな経営計画の策定を考えている士業に向けて、楽しくスムーズにスタートするための「5つの目標」をお伝えします。
1.経営計画の5つの目標、考える順番
まず計画の全体像からお話ししましょう。以下の5点が、経営計画策定の要素です。
1/プライベート目標
2/時間目標
3/売上目標
4/利益(収益)目標
5/自己投資目標(自己啓発目標)
順番としては、私の場合「1/プライベート目標」を優先して考えます。そのほうが楽しく、スムーズにスタートできるからです。でも、人それぞれでよいと思います。ただし「1/プライベート目標」以外の4点は、それぞれが密接に絡んでいます。ある目標を立てて別の目標設定に取りかかっているとき、元の目標を修正する必要が出てくることもあるでしょう。
4つの目標を何度も行ったり来たりして整合性を取るのを、面倒がらないこと。とことん考えきる。まずは全部やりきる。それがいちばん大切なことだと思います。
2.各目標の考え方
(1)目標1:プライベート目標
プライベートの目標を考えるのは楽しいですね。上記のとおり考える順番はどれでもいいのですが、自分の気持ちが前向きになる項目から着手するのがおすすめです。私のようにプライベートを重要視する場合は、先に家族等とレクリエーションの年間予定を立ててみましょう。
例)
●子供の夏休みにあわせた家族旅行
●お互いの誕生日にあわせた夫婦旅行
●友人とのゴルフツアーを年に○回
●ひとり長期海外旅行 など
(2)目標2:時間目標
時間目標を立てることで、「仕事だけではない自分」を作り出しやすくなります。というのも、売上や新規顧客などビジネスの数値目標は、つい欲張って高く設定しがち。それに応じて仕事時間も長くなり、体力的に無理が出てきます。
「1/プライベート目標」を立てたら、それ以外をすべてビジネスに全振りするのではなく、家族のため、また自分を成長させたり、社会貢献・地域参加等に使う時間の確保も考えましょう。
例)
●家族のため1日のうち○時間は確保
●勉強などの自己投資のため1週間のうち○時間を確保
●プロボノのため1ヶ月のうち○日を確保 など
※プロボノ=仕事等で培ったスキルで取り組む社会貢献活動
(3)目標3:売上目標
士業やコンサルタントもビジネスですから、「稼ぐこと」が重要。十分な利益確保のうえに充実した生活があり、その礎こそ「売上」。とはいえ売上目標を立てても確保のための道筋が曖昧だと、具体的行動に移りにくいですよね。
「だいたい年間で○万円」と全体の売上目標を立てる前に、「自分のサービスを細分化」し、「サービスごとの毎月の売上目標」を立てましょう。各サービスの売上確保に必要なアクションが見えてきて、
具体的な行動計画を立てることができるようになります。
例)
●税理士:法人税申告、確定申告、融資支援、など
●中小企業診断士:経営相談顧問、補助金支援、融資支援、など
●行政書士:許認可申請、経営相談顧問、補助金支援、融資支援、など
(4)目標4:利益(収益)目標
売上が大きくても利益が残らなければ、使えるお金を十分に確保できません。また、費用の使い方ひとつで売上額も変わってきます。固定費・変動費の抑え方や売上への活かし方を考え、無駄な支出を省いて収益向上を目指しましょう。
例)
●事務所内の電化製品を省電力タイプに買い換え
●インターネット契約の乗り換え検討
●営業効率向上のため広告費増額を検討 など
(5)目標5:自己投資目標(自己啓発目標)
独立開業してからしばらく経って経営が安定してくると、今までと同じことの繰り返しになりがち。しかしルーティンワークを続けるだけでは、売上や収益の増加どころか、緩やかな減少もあり得ます。
とくにひとりでビジネスをしているなら、自分自身の成長こそ売上・収益のカギ。そのために必要な自己投資を、年初や年度の初めに考えておきたいですね。継続的な自己投資は、長期的な成長の源です。
●ITやマーケティングセミナーに参加
●同業・異業種の士業との勉強会や交流会に参加
●専門書での学習 など
ご閲覧ありがとうございました!
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