ブログ

生産性を上げるために思い込みを無くそう

会社の将来に希望と安心を持ちながら、長く経営を続けることができる
そんな未来を提供します
年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

本日は、生産性を高めるためのマインドについてお伝えします。

「生産性を高めよう」という言葉を耳にする事が多いと思います。生産性とは、端的に言うとインプット(コストや時間)に対して得られたアウトプット(売上や粗利益・給料)の割合の事です。生産性を高めるためには、無駄な作業を省いたり、コストを削減してインプットを減らすか、商品・サービスの付加価値を高めてアウトプットを上げる努力が必要になります。

この生産性を高めていく際には、日本人経営者にありがちな2つのメンタルブロックを解除していくことが肝要です。

最初は抵抗があるかもしれませんが時代も変化しているのです。少しずつ変革していきましょう。

1、必死に・懸命に働く事=成果が出る事ではない

日本語に「必死」という言葉がありますが、この必死とは「必ず死ぬ」とも捉えられます。多くの日本人が必死で働くことを美徳としていますが、必死に働く事と成果が上がる事とは必ずしも一致しません。努力と成果の間には、どうしようもない不合理のようなものが存在するのです。成果はその時のタイミングや運もありますし、種蒔きと収穫のタイミングがズレることもあります。

また、そもそもその事業を続けていて必ず成果が出る保証などありません。魚がいない川でエサや竿を変える工夫をしても、ダメなものはダメですよね。頑張れば報われるという日本教育の思考は、ビジネスにおいては危険だと思われます。

必死に・懸命に働くことの弊害は、その働くこと自体に満足してしまい「思考停止状態」に陥りがちな点です。大半の成果は、全体の20%程度の努力の結果生み出されています。作業に取り掛かる前に出口(成果)から考えて、その20%の重要な努力とは何なのか考えてみましょう。考える仕事をする癖が、無駄な労働時間を減らします。無駄な労働時間が減れば、同時に無駄なコストも減る事でしょう。

2、働く時間が減る事=悪い事ではない

生産性が上がって早く帰宅し、家族との時間や趣味の時間が増えるのは決して悪い事ではありません。昔のように残業する人が評価される時代ではありません、効率的に仕事を終えて自由に使える時間が増えるのは何ら責められるような悪い事ではありません。もちろん成果を上げられることが前提ではありますが、社長は会社員ではありません。どの程度の成果を上げればよいのかという点も、社長ご自身で決められるはずです。

そもそも、社長とは言えど仕事をするために生きているのではないと思います。自由に使える時間が増えるという事は、それだけ人生が豊かになるということです。健康な体を保ちやすくなりますし、余裕がある事で豊かな発想が生まれ、幸運もよってきます。不思議な事なのですが、幸運はだいたい余裕があるときにやってくるんですよね。

我々は先進国である日本の国民です、1週間・2週間と会社を休んでバカンスを楽しんでもよいのではないでしょうか。

一昔前の会社員時代の慣習は捨てて、生産性を上げて働く時間を減らしつつ成果を上げ、堂々と自由な時間を謳歌していきましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

☆☆起業家・東武東上線沿線企業の経営者・中小企業支援者向け情報☆☆

①社長塾                                                 弊社は定期的に中小企業経営者向けの勉強会等を主催しております。                                       会社経営に関する情報収集にお役立てください。

②生命保険会社・金融機関・士業向け勉強会実施中(事業承継・財務改善等の勉強会実施実績あり)                                                         生命保険会社・金融機関・士業向けの、個別・集合勉強会を承っております。お気軽にご相談ください。

③YouTubeチャンネルでも、独立開業に役立つ情報を発信させて頂いております。
【起業家・建設業】成功経営情報局
サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所 – YouTube

④LINE@に登録いただいた方には、ブログやHPでは配信しない情報もお届けします。                 お気軽にご登録ください↓↓↓

ホームページサクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社 | サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。サクセス・マネジメント・コンサルティング税理士事務所/株式会社は、地元に密着した、財務改善に強い税理士です。smc-zei.com

【注意事項】

本ブログは、一般的な情報提供として掲載させて頂いている記事ですので、下記についてご留意くださいますよう、お願い申し上げます。

・ 本ブログ は、一般的な情報提供を目的として、原稿を執筆した時点の税制を基に作成しております。このため、諸条件により本ブログの内容とは異なる取り扱いがなされる場合がございます。

・実際の経営判断及び税務判断等は税理士・弁護士の方々と十分ご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。                                                                  ・一般的な情報提供として、読者向けに分かりやすくするため、表現や数字を単純にしたケースを記載している部分がございます。

関連記事

  1. 専門特化の切り口
  2. 基礎研究を怠らず
  3. 悪勘定の表示方法
  4. メーカーの人件費は固定費?
  5. 売上総利益にはどのように着目するのか
  6. リスケのタイミングこそ経営改善のチャンス
  7. 建設業で利益を出すためには
  8. まずは本業のスキルを極めないと

最近の記事

PAGE TOP