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新規顧客は事前調査を忘れずに

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年商3億円未満の会社のための財務改革 ミライ財務®

こんにちは!

経営コンサルタント・税理士の森です。

今回は、新規顧客の事前調査についてお伝えします。

新規の顧客と契約するタイミングは、どのビジネスでも嬉しいものです。

新規顧客との契約は急ぎたいものですが、中には反社会的勢力と関わりのある人や詐欺まがい・マルチ商法・カルト教団の関係者なども、下心を持って近づいてくることもあります。

そこで、新規契約との契約を締結する前に下記のような下調べをしてみるとよいでしょう。

顧客になった経緯や、顧客が勤務していた会社のスペック及び役職、ビジネスの内容、業界動向などを勘案して、どの程度事前調査をするのか決定していきます。もちろん、失礼のないようにです。

1、登記上の本店所在地へ訪問する

持家の自宅住所を本店所在地にするのでしたらベストです。普通は逃げられませんので、真っ当にビジネスをしようという意識がある方が大半です。逆に、コワーキングスペース・レンタルオフィス・バーチャルオフィスなどを事務所にしている会社は少々注意しましょう(関係者の方ごめんなさい)。他に、地方出身者が、都内に賃貸しているアパートやマンションを本店登記しているケースもよくチェックしておきましょう。

余りこういう事は書きたくないのですが、自宅や実際の事務所を本店登記せずに、実体のない場所に本店登記している会社は、「世間に居場所を知られてはマズい」「いざとなったら所在不明+音信不通にして逃げられる」と、邪な考えを持った会社が多いのも実際のところです。

「自宅が法人登記できないからバーチャルオフィス等を利用する」という理由であれば、仕方がない気がしますが、なぜ実体のないオフィスに本店登記をしているのか、よく確認しておきましょう。

2、顧客の事務所へ訪問する

 きちんとビジネスをしている形跡があるのか確認しましょう。カレンダーやタオル、机の上に置いてある名刺などは要チェックです。取引している会社が分かりますので。

ここで、事務所の中に提灯が置いてあったり、カレンダーなどに書いてある取引先が直感的に怪しいと感じる会社の場合は要注意です。

3番の事前調査をしてみることをお勧めします。

3、反社チェックを実施する

 過去に反社会的勢力に関わっていたことがないのか、信用情報をチェックしてくれる業者があります。差別するつもりありませんが、特に外国人や裏の人が多いと噂されている業種などはよく確認しておきましょう。

もちろん、名刺に書いてある名前が本名なのか、同時に確認します。

4、ウェブやSNSの書き込みを確認する

 「火の無い所に煙は立たぬ」という言葉があります。

確かにネットでは根拠のない誹謗中傷などがありますが、悪い噂が出ているという事は何かしらその会社・経営者に原因がある事が多いものです。

ネットの書き込みをチェックして、誹謗中傷や批判がある場合は真相を確認しましょう。

飲食店などであれば、ぐるなび等の口コミを確認するのも有効です。

顧客獲得は焦らず、着実に積み上げていきましょう。

ご閲覧ありがとうございました!

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